クロッカス
- 花名クロッカス
- 学名Crocus
- 別名Common Crocus, Crocus, Spring Crocus, Giant Crocus, Dutch Crocus
- 原産地地中海沿岸〜小アジア
- 開花場所庭, 植物園, 公園, 鉢花
- 開花期2月, 3月
- 花言葉青春の喜び、黄色は「私を信じて」
クロッカスとは
クロッカス(学名:Crocus)とは、地中海沿岸〜小アジア原産で、アヤメ科クロッカス属の耐寒性多年草(球根植物)です。早春に、地面際で草丈の低い六弁花を咲かせます。開花と同時に細い線形の葉も伸びます。属名の「Crocus」は、ラテン語の「Krokos(糸の)」に由来し、雌蕊が糸状に長く伸びることに因ります。
代表的な品種には、紫色の花を咲かせるクロッカス・ベルヌス(Crocus vernus)や、黄色い花を咲かせるクロッカス・クリサントゥス(Crocus chrysanthus)などがあります。花言葉は、「青春の喜び」。黄色は「私を信じて」
同科同属のサフラン(Saffron、学名:Crocus sativus L.)と似ていますが、サフランは秋に咲き赤い雌蕊が高級スパイスとなります。
●クロッカス・ベルヌス(Crocus vernus)ークロッカスの原種で、紫や白花を咲かせます。春咲きのベルヌスは「春告げ花」として親しまれています。種小名の「vernus」は、ラテン語「春の、春に開花する(spring)」を意味します。
一般名:クロッカス・ベルヌス(Crocus vernus)、学名:Crocus vernus、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目アヤメ科クロッカス属、又名:春咲きクロッカス、ハナサフラン(花泊夫蘭)、春咲きクロッカス、ムラサキサフラン、ハルサフラン(春泊夫蘭)、Dutch Crocus、Common Crocus(コモンクロッカス)、Spring Crocus、Giant Crocus、原産地:地中海沿岸〜小アジア、草丈:10~15 cm、開花期:2月〜3月、花径:4〜5 cm、花色:白・紫・白と紫の絞り。
●クロッカス・クリサントゥス(Crocus chrysanthus)ー早咲きで黄色系のクロッカスで、ベルヌス(C. vernus)より1週間前に開花します。種小名の「hrysanthus 」は「黄色花の、黄金色の花をつける」という意味です。
一般名:クロッカス・クリサントゥス(Crocus chrysanthus)、学名:Crocus chrysanthus、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目アヤメ科クロッカス属、又名:ゴールデンクロッカス、寒咲きクロッカス、snow crocus、golden crocus、原産地:地中海沿岸〜小アジア、草丈:7~10 cm、開花期:2月〜3月、花径:4〜5 cm、花色:黄。