イポメア・ロバータ
- 花名イポメア・ロバータ
- 学名Ipomoea lobata
- 別名Mina lobata, Ipomoea versicolor, ミナ・ロバータ
- 原産地メキシコとブラジル
- 開花場所切り花・生け花, 鉢花
- 開花期9月, 10月, 11月
- 花言葉「世話好き」「私は忙しい」
イポメア・ロバータとは
イポメア・ロバータ(学名:Ipomoea lobata)とは、メキシコとブラジル原産で、ヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)の非耐寒性・耐暑性・つる性多年草です。日本での流通名は旧学名のミナ・ロバータ(Mina lobata)です。英名では、花色が赤から橙、黄色、白と変わるので、火のようだということで the fire vine や firecracker vine、また、花色が赤と金色でスペイン国旗に似ていることから Spanish flag とも呼ばれます。
寒さに弱く温室でしか冬越しできないので、日本では一年草扱いとされます。
蔓長は1~5mです。
葉は緑色で、3裂した矛形で葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。
短日花(日照時間が短くなると咲く花)なので、9月~11月に開花します。
朝顔や昼顔などのヒルガオ科の花は通常はラッパ状の花を咲かせますが、イポメア・ロバータ(I. lobata)は葉腋から総状花序を伸ばし、ビーンズのような長楕円形の花を付けます。花は花序の下方から上方に向かって咲き進みます。そして、花色は蕾の時は赤く咲き始めも赤ですが、咲き進むに従って、橙、黄、白と徐々に退色します。白になった時、花冠は膨らんで壺形となり、雄蕊と雌蕊が突出します。開花期は長いです。花後に蒴果が成ります。用途は、夏に「緑のカーテン」や、垣根、あんどん仕立の鉢植え、切り花にされます。残念ながら、薬効はありません。。
イポメア・ロバータが白くなった時、花冠が膨らみ壺形となり、雄蕊と雌蕊が突出する。
花名の由来
属名の「Ipomoea」とは、ギリシャ語で「 ips(芋虫)」と「 homoios(似ている)」の複合語で、蔓が這い登る姿が芋虫に似ていることから。
種小名の「lobata」とは、ラテン語で「浅裂した」と言う意味で、矛状に3裂した葉形に拠ります。
花言葉
「世話好き」「私は忙しい」
一般名:イポメア・ロバータ(Ipomoea lobata)、
流通名:ミナ・ロバータ(旧学名、Mina lobata)、
学名:Ipomoea lobata、シノニム:Mina lobata、Ipomoea versicolor
英名: the fire vine, firecracker vine、Spanish flag(スペイン国旗、花色が赤と金色で似ている)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナス目ヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)
タイプ:非耐寒性・耐暑性・つる性多年草(一年草扱い)
原産地:メキシコ、ブラジル
蔓長:1~5m
葉形:3裂した矛形、葉色:緑色、葉縁:鋸歯、葉序:互生、
開花期:9月~11月、花序形:総状花序、花の咲き方:下部→上部、
花色:緋赤(蕾)→赤→橙→黄→白に退色、花冠形:壺形、雄蕊と雌蕊は突出する、
果実型:蒴果、
用途:緑のカーテン、あんどん仕立て、垣根
特性:開花期が長い、薬効は無い
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