ヒルムシロPotamogeton distinctus ポスト 万葉集でよまれた草木,花名ヒルムシロ学名Potamogeton distinctus別名蛭蓆原産地日本、朝鮮半島、中国開花場所川・池, 田んぼ開花期5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月花言葉思いやり、清らかな愛 ヒルムシロとはヒルムシロ(蛭蓆、学名:Potamogeton distinctus)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年生の浮葉性水草です。北海道から本州、四国、九州の湖沼や、河川、用水路の浅水に群生します。地下茎の節から白い糸状の根と水中茎、葉を出し、砂底の泥の中を横に這うように繁殖します。楕円形の葉を水面に浮かべ、葉腋から穂状花序を水面に出します。血を吸う蛭がうようよいるような場所に群生することが名前の由来です。現在では、除草剤が普及し、絶滅状態にあります。 万葉集と植物 万葉集では「多波美豆良(たはみずら)」と呼ばれています。この万葉名での「多波美豆良」の候補は、ヒルムシロだけではなく、ミクリ、スベリヒユ、ヒルムシロ、コナギ、ジュンサイなどもあげられています。 万葉集 第14巻 3501番歌 作者:不詳 登場する草木:多波美豆良(たはみずら)=ここでは、ヒルムシロ 原文 安波乎呂能 乎呂田尓於波流 多波美豆良 比可婆奴流奴留 安乎許等奈多延 読 安波(あは)乎呂(をろ)能(の) 乎呂田(をろた)尓(に)於波流(おはる) 多波美豆良(たはみづら) 比可婆(ひかば)奴流奴留(ぬるぬる) 安乎(あを)許等奈(ことな)多延(たえ) ↓ 安波峰ろの 峰ろ田(をろた)に生はる たはみづら 引かばぬるぬる 我(あ)を言(こと)な絶え 意味 安波(あは)の峰の 山田に生える たはみずら(ヒルムシロ) 引けばするする寄って来る 私への手紙を絶やさないで欲しい。 一般名:ヒルムシロ(蛭蓆)、学名:Potamogeton distinctus、分類名:植物界被子植物単子葉類オモダカ目ヒルムシロ科ヒルムシロ属、茎長:10-350cm、水中葉の葉序:互生、水中葉の葉形:強披針形、水中葉の葉縁:全縁、浮葉長:1.5-3cm、浮葉色:黄緑色、花被:無、花序形:穂状花序、開花期:5月~10月、花序長:2-6cm、果実型:堅果、果実形:広卵形、果実長:0.3-0.4cm、用途:水田の雑草。目オモダカ科ヒルムシロ属ヒルムシロ種ヒルムシロ花のタイプ放射相称花花序穂状花序花冠花びら無し葉形長楕円形葉縁全縁生活型常緑多年草、浮葉性水草,野草花の色橙葉の色緑実の色高さ10.0 ~ 350.0 cm花径 ~ cm ランダムな花イワザクラ椿 '花車'カンパニュラ・ポシャルスキャナ比翼檜葉キンロバイヒメヒオウギズイセン