アリアケスミレ
Viola betonicifolia var. albescens
- 花名アリアケスミレ
- 学名Viola betonicifolia var. albescens
- 別名菫, すみれ, スミレ
- 原産地日本、朝鮮半島、中国
- 開花場所野原・畦道, 低山, 鉢花
- 開花期3月, 4月
アリアケスミレとは
アリアケスミレ (有明菫、学名:Viola betonicifolia var. albescens )とは、日本、朝鮮半島、中国東北部原産で、スミレ科スミレ属の常緑多年草です。
日本では、本州から九州で低地のやや湿っぽい畔や河川敷と人家近くに自生します。
花茎は9-12cmで、無茎種のスミレなので、茎葉は無く根出葉を出します。
4-5月に、白い花弁に紫色の筋が入った花を咲かせます。
特徴
・花は葉より高く抜け出ることはない
・葉は立ち上がる
・上弁2枚に紫色筋は無い(上部2枚の花弁は白い)
一般名:アリアケスミレ (有明菫)、
学名:Viola betonicifolia var. albescens 、
生活型:多年草、
原産地:日本、朝鮮半島、中国東北部、生活分布:本州から九州、生活環境:低地のやや湿っぽい畔や河川敷と人家、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目スミレ科スミレ属タイワンヤノネスミレ種アリアケスミレ変種
花茎:9-12cm、
葉柄:上部に翼あり、葉の伸びる方向:水平から斜上に展開、葉の種類:茎葉は無く根出葉のみ、葉長さ:6-8cm、葉幅:2cm、葉形:披針形、葉縁:鋸歯、
開花期:4-5月、花弁数:5枚(上弁2,側弁2,下弁1)、側弁と下弁:弁~紫色の筋が多い、側弁:白毛、
花長さ:2-2.5cm、距長:0.4cmで太く短い、白地~淡紫色で紫筋紋あり、上弁と側弁は有毛、雄蕊数:5、花柱:棍棒状、
スミレ有茎種
有茎性とは、地上茎が伸びて葉を互性して出す品種です。つまり、茎の途中から茎が出ます。以下があります。
ツボスミレ(坪菫、学名:Viola verecunda)、
タチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)、
ツクシスミレ(筑紫菫、学名:Viola diffusa)、
ニオイスミレ(匂菫、学名:Viola odorata)、
オオバキスミレ(大葉黄菫、学名:Viola brevistipulata)、
オオタチツボスミレ(大立坪菫、学名:Viola kusanoana)、
アオイスミレ、エゾノアオイスミレ、エゾノタチツボスミレ、オオバタチツボスミレ、キスミレ、コタチツボスミレ、サンインタチツボスミレ、ダイセンキスミレ、ナガハシスミレ、ナガバタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ビオラ
スミレ無茎種
無茎性とは、地上茎が発達せず、葉や花柄が根元から出る品種で、以下があります。
スミレ(学名:Viola mandshurica)、
アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛、学名:Viola sororia)、
アリアケスミレ (有明菫、学名:Viola betonicifolia var. albescens )、
シハイスミレ、
ナンザンスミレ(南山菫、学名:Viola chaerophylloides)、
ヒメスミレ(学名:Viola inconspicua subsp. nagasakiensis)、
アカネスミレ、アケボノスミレ、アナマスミレ、エイザンスミレ、コスミレ、コミヤマスミレ、シロバナツクシコスミレ、スミレサイシン、ヒトツバエゾスミレ、ヒナスミレ、ヒメミヤマスミレ、ヒカゲスミレ、フモトスミレ、ナガバノスミレサイシン、ノジスミレ、マルバスミレ、マキノスミレ、リュウキュウコスミレ
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