椿 万才楽のブログ
そろそろ山茶花から椿にバトンタッチされる時期がやって参りました。
本日ご紹介する椿 万才楽(まんざいらく)は、太平楽(たいへらく)に白斑が入った品種で、熊本県が誇る「肥後椿」の代表品種の一つです。
肥後椿の特徴は、「一重平咲き梅芯」です。つまり、
●花は一重咲き。花弁数は5~10枚です。
●花びらは、パカっと潔く平らに開いて咲きます。恥じた様に少しだけ開くという中途半端な咲き方はしません。
そして、肥後椿の特徴はこれに尽きますが、
●梅芯という、梅の花蕊(雄蕊と雌蕊)に似た、大きく広がる豪快な花芯です。雄蕊の数だけで、max 250本もあります。
ということで、肥後系椿は、花中央にある大きな金色の花芯と、それを取り巻く10枚程の一層の花びらから構成されます。
椿 万才楽(まんざいらく)に関しては、かぎけん花図鑑にさらに詳しい情報があるのでご覧ください。宜しければ、その際に、「いいね!」をクリックして頂けると嬉しいです。既にクリックして頂いた方には大変感謝いたします。引き続きご愛顧願います。