あわないなんて変🤔万葉集草木79.粟

アワ(粟、学名:Setaria italica)は、東アジア原産でイネ科エノコログサ属の多年草です。エノコログサ(犬ころ草、又名:ネコジャラシ、学名:Setaria viridus)が原種とされます。縄文時代から食用とされましたあわ。 万葉集で詠われています。


万葉集とアワ


万葉集 第14巻 3364番歌


作者:不詳


原文


安思我良能 波I祢乃夜麻尓 安波麻吉弖 實登波奈礼留乎 阿波奈久毛安夜思



安思我良(足柄)能(の) 波I祢(箱根)乃(の)夜麻(山)尓(に) 安波(粟)麻吉(蒔き)弖(て) 實(実)登(と)波奈礼留(離れる)乎(を) 阿波(粟、逢わ)奈久毛(無くも)安夜思(あやし)

足柄の 箱根の山に 粟蒔きて 実と離れるを 粟(逢うと掛ける)無くもあやし


意味


足柄の 箱根の山に 粟(あわ)を蒔いて 実が成ったのに 粟ない(逢わない)なんて変ですね。

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