五月の白花1 ライラック(Lilac)
白いライラック ライラックは初夏に大きな花房に芳香の良い小花を多数付けるハシドイの樹木です。代表色の薄紅色がライラックカラーという色名になっていますが、稀に白花もあります。ここでは、白花ライラックの花をご紹介します。
ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。山野に自生します。別名で、リラ(仏語、Lilac)や、Lilas、ムラサキハシドイ(紫丁香花)とも呼ばれます。樹高は5〜6m程です。葉柄の先にある葉は光沢があり滑らかで硬く、長さ4-8 cmで広卵形をしており対生に付きます。
4月下旬〜6月中旬に、花茎から円錐花序を伸ばし、稀ですが白花を咲かせます。花径0.6-1cm、漏斗状で先端が4裂した一重咲きまたは八重咲きの小花を多数付けます。
公園樹や、庭木、街路樹、ウェデイングブーケ、香水の原料に使われます。
ライラックとハシドイ
ライラックは「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」とも呼ばれます。一方、ハシドイは「和製ライラック」とも呼ばれます。そこで、ライラックと、ハシドイ(学名:Syringa reticulata)の写真を比較して載せました。
>
白花のライラック(左)、白花を咲かせるハシドイ(右)
詳しい説明や、花言葉等については本文をご参照ください。
■関連ページ
五月の白花1 ライラック(Lilac) かぎけん花図鑑 花日記2024年5月16日(木)、
ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)
特集 エディブル・フラワー(Edibleflower、食用花)