花ら97. お灸と草餅になる 蓬
NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】
ヨモギ(蓬、学名: Artemisia indica var. maximowiczii)は、中央アジア原産で日本の在来種であるキク科ヨモギ属の耐寒性常緑多年草です。日本全国の畦道や山野に自生します。別名で、「サシモグサ」や「モチグサ(餅草)」、「モグサ」と呼ばれます。
草丈は50~100cmです。春に出る若芽を摘んで搗いたものを餅に入れたのが草餅です。夏~秋に、円錐花序を伸ばし、小さな目立たない淡褐色の管状花を咲かせます。秋に花粉が飛散しブタクサと同様、ヨモギアレルギーの原因となります。
昔から、ショウブ(菖蒲、学名:Acorus calamus)と同様、香気が強く邪気や穢れを祓い薬効を持つ生薬とされました。葉裏にある白毛を集めたものは灸の「モグサ」の材料となります。春に出る若芽を摘んで入れて搗いた草餅を作ります。
詳しいことや花言葉は、こちらでご紹介しています。
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