【動物・鳥・花】キカラスウリ(黄烏瓜)
前回に引き続き、カラス関連の花をご紹介します。
「キカラスウリ」は日本固有種で、「カラスウリ」の変種なので性質的にはほぼ同じです。違いは、①キカラスウリの実は黄色で、カラスウリの実は赤くキカラスウリよりも小さい。 ②キカラスウリの葉は丸みを帯びて滑らかなのに対し、カラスウリの葉は朝顔の葉に似てシャープで表面に毛があります。 ③いずれの花も夜から朝方まで咲きますが、開花時間の長さが異なり、キカラスウリの花は朝方まだ咲いていますが、カラスウリの花は萎んでいます。
ということで、主たる違いは、果実の色が黄色か赤かの違いです。日本名のキカラスウリについても、何故、カラスが付くのか不明ですが、カラスウリが既に存在していることからそれに黄色の要素を付けたのかと推察されます。