最近はブーケでも人気「オーニソガラム・アラビカム」
最近はブーケでも人気「オーニソガラム・アラビカム」最近はウェディングブーケ人気「オーニソガラム・アラビカム」
オーニソガラム・アラビカム(学名:Ornithogalum arabicum)とは、ヨーロッパ~西アジア、アフリカ原産で、キジカクシ科オーニソガラム属の耐寒性球根植物です。
和名でクロボシオオアマナ(黒星大甘菜)、英名でArab's eye、lesser cape-lily、Arabian starflowerと呼ばれます。
日本へは明治末期に渡来しています。
草丈は50~60 cmです。
葉は幅広です。
12月~4月に、円錐花序を伸ばし、花径2.5-3 cmで花被片6枚の芳香のある白花を1茎に12輪以上付けます。
中央にある雌蕊は最初は緑色で時間が経つにつれて黒くなり目立ちます。雌蕊の周囲に6個の雄蕊があり、葯は薄黄橙色をしています。
花後に蒴果が成ります。用途は、庭植えや、鉢植え、切り花、アレンジメント、ブーケに使われます。
花名の由来
和名の由来は、花の中心にある雌蕊が時間と共に、緑色から黒色になることによります。
属名の「Ornithogalum」(オーニソガラム)とは、ラテン語で「Ornitho(鳥)」+ 「galum(乳)」の複合語で、花の形が鳥の飛んでいる姿に似ていることと、子房が飛び出していることに拠ります。
種小名の「arabicum」は、「アラビアの」と言う意味で、原産地を意味します。
オーニソガラムの種類
オーニソガラムには100種類以上の品種があります。
オーニソガラム・アラビカム(学名:Ornithogalum arabicum)は、大型種「サンデルシー(Ornithogalum saundersiae)」と似ていますが、それよりもう少し草丈を低くした品種です。他の品種に、
切り花需要のあるオーニソガラム・シルソイデス(学名:Ornithogalum thyrsoides)や、
タイリンオオアマナ(大輪大甘菜、学名:Ornithogalum narbonense)、
ウンベラータ、
欧州原産で花色が緑で花縁が白く「ガラスの花」と呼ばれるヌタンス、
花色が黄色や橙色の「ダビウム」、などがあります。
花言葉と詳細は本文をご参照ください。
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オーニソガラム・アラビカム(学名:Ornithogalum arabicum)
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