キク科白花色々比較「ノースポール」 ポスト クリサンセマム・ノースポール(Chrysanthemum paludosum ’north pole’、学名:Leucanthemum paludosum)とは、アフリカのアルジェリア原産で、キク科フランスギク属(レウカンセマム属)の耐寒性矮性一年草です。 和名ではカンシロギク(寒白菊)、ノースポールギク、英名ではノースポール(North Pole)、クリサンセマム(Chrysanthemum)、パルドサム(Paludosum)とも呼ばれます。 キク科の白い似た花 左から、カモミール、クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー 左から、浜菊、フランスギク、マーガレット 草丈は15-30cmです。 葉は、へら状でキク葉のように切れみ、冬の間はボール状に繁ります。 花は開花期間が長く、冬に咲く花は数が少ないですが、春には株一杯に可愛らしい白花を咲かせます。 花は花弁(舌状花)が白で、花芯部(管状花)は黄色ですが、花弁が目立つので、遠くから見る白一色に見えます。 ノースポールの管状花は、マーガレットと同様、腐ったチーズのような悪臭がします。 花名の由来 花名の「クリサンセマム(Chrysanthemum)」はキク科のこと、「ノースポー(north pole)」は一年中氷で閉ざされている北極(North Pole)をイメージして坂田種苗が付けた商品名です。 キク科の白い似た花 似た白いキク科の花、カモミール、クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、ハマギク、フランスギク、マーガレット、コスモスの違い。 クリサンセマム・ノースポール、シャスターデージー、フランスギクは同じレウカンセマム属(フランスギク属)の花で、特に似ています。 花言葉や詳細は本ページをご参照ください。 ■関連ページ クリサンセマム・ノースポール(Chrysanthemum north pole、学名:Leucanthemum paludosum)、 キク科白花色々比較「ノースポール」 かぎけん花図鑑 花日記2025年1月26日(日) #キク科白番 #クリサンセマム・ノースポール #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 Other Articles【動物・鳥・花】キカラスウリ(黄烏瓜)前回に引き続き、カラス関連の花をご紹介します。「キカラスウリ」は日本固有種で、「カラスウリ」の変種なので性質的にはほぼ同じです。違いは、①キカラスウリの実は黄色で、カラスウリの実は赤くキカラスウリよりも小さい。 ②キカラスウリの葉は丸みを帯びて滑らかなのに対し、カラスウリの葉は朝顔の葉に似てシャープで表面に毛があります。 ③いずれの花も夜から朝方まで咲きますが、開花時間の長さが異なり、キカラスウリ富16.酒器に似たラン【富山県中央植物園】とっくりラン かぎけん花日記 今日は、「花日記」をお伝えします。先日出掛けた【富山県中央植物園】に展示されていた植物です。 トックリラン(徳利蘭、学名:Beaucarnea recurvata)は。メキシコ原産で、キジカクシ科トックリラン属の半耐寒性常緑低木です。茎は直立しますが、下部は酒徳利のように肥大し、それが名前の由来となっています。樹高は4~5 mで、頂部から束生した細長い硬い葉がポニーテールのように見えますかぎけん花図鑑 9月15日の誕生花 赤いダリアかぎけん花図鑑 9月15日の誕生花は、赤いダリアです。 赤いダリア ダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata)は、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。 夏から秋に、青以外のどんな色でもあると言われる程豊富な花色や、様々な咲き方で華やかに咲きます。その中でもポンポン咲きが特に人気です。同属で、冬に咲き、背丈が屋根まで届く木立性のコウテイ花ら 64.白花の次は赤い実だね 藪手鞠 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ヤブデマリ(藪手鞠、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)は、日本、朝鮮半島、中国原産でレンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉小低木です。 5月〜6月に、水平に伸ばした枝に上向きに白い花をびっしり咲かせます。花の中央には小さな両性花が咲き、その周囲を大きな花弁を持つ装飾花が取り巻きます。 ヤブデマリの花は、【動物・鳥・花】カラスバオキザリス鳥と花のいい関係 カラスバオキザリス カラスバオキザリスは正式名称で オキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)と言うブラジル原産の耐寒性球根植物です。オキザリス(Oxalis)科=カタバミ科で、葉色が暗紫色で烏羽のようだということで、カラスバオキザリスと呼ばれます。また、同じくオキザリス科で、葉形が三角形(トライアングル)なのでオキザリス ・トライアングラ花ら92.蝶に好かれる 野薊 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生の野草です。日本の代表的なアザミで、アザミと言えば日本ではノアザミをさします。草丈50〜100 cmです。全草に鋭い棘があります。葉は羽状の根生葉で葉縁に棘があり、地面際でロゼッタ状に広がります。5月〜8月に根生葉の間