桜3-梅の次は桜だね🌸万葉集草木シリーズ83.桜(サクラ)
サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、バラ科サクラ属の落葉広葉小~中高木です。4月に、白または薄桃色の小さな一重又は八重の花を短い軸から4~5個単位で房状(散房花序)に咲かせます。
万葉集では「櫻」という名前で登場します。
万葉集 第10巻 1854番歌
作者:不詳
題詞:詠花
原文
鴬之 木傳梅乃 移者 櫻花之 時片設奴
読
鴬之 木傳梅乃 移者 櫻花之 時片設奴
↓
鴬之(の) 木傳(伝ふ)梅乃(の) 移(うつろへ)者(ば) 櫻花(桜花)之(の) 時片設(かたまけ)奴(ぬ)
意味
鴬(ウグイス)が 木々を渡る梅が 散れば 桜の花が咲く時をひたすら待つだろう。
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