花ら103.藤色のツツジだよ 藤躑躅



NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】

NHK朝ドラらんまんはあと2日で放送が終了します。放送を毎朝楽しみにされていた方も多いことと存じます。
かぎけん花図鑑は、らんまんシリーズとして、同放送内容に寄り添った形で花情報をお届して参りましたので、この度らんまんが終了するのは残念ですが、同番組に出て来る花でまだお届けしていない花があと少し残っていますので最後までお届けしたいと思います。本日の花日記は「フジツツジ(藤躑躅)」です。開花時期が外れていることはお許しください。

フジツツジ(藤躑躅、学名:Rhododendron tosaense)は、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の半常緑低木です。ツツジにオンツツジ(雄躑躅、学名:Rhododendron weyrichii)という種がありますが、それに対しフジツツジは全体に小型なのでメンツツジ(雌躑躅)と呼ばれます。
樹高は1~2mで、枝は細分枝し、春に花径3cm程の藤色をした漏斗状で先端5裂の花を付けます。

学名と花名の由来
属名の「Rhododendron」は、ラテン語で「Rhodon(薔薇)」と「dendron(木)」の合成語で「バラのような木」、種小名の「tosaense」は「土佐の」を意味します。学名は1892年に、牧野富太郎博士により付けられました。
花名の由来は藤色の花が咲くツツジことから付けられました。ツツジ全般の花言葉は「節度」「自制心」「恋の喜び」です。

詳しいことや花言葉は、こちらでご紹介しています。


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フジツツジ(藤躑躅、学名:Rhododendron tosaense)
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