花名に「孔雀(鳥類)」が付く花【孔雀アスター】と鳥の真孔雀

花名に「孔雀(鳥類)」が付く花【孔雀アスター】と鳥の真孔雀

クジャクアスター(孔雀Aster、学名:Aster hybrids)とは、北米原産のキク科シオン属の多年草「アスター(Aster)」の園芸品種です。別名で、宿根アスター、クジャクソウ(孔雀草)、シロクジャク、ミケルマスデージー、Frost aster、とも呼ばれます。花名の「クジャクアスター」の由来は、小花をたくさんつけた枝が、羽根を広げた孔雀の美しい姿に似ていることに拠ります。属名 ”Aster”は、ラテン語で「aster(星)」と言う意味、種小名の ”hybrids”は、同じくラテン語で「雑種の」という意味です。


花名に鳥類「クジャクアスター」と真孔雀


マクジャク
左:孔雀アスター、  右:マクジャク(孔雀の美しい羽根色は「構造色」)

マクジャクの構造色について


意外にも、クジャクの羽根の魅力的な色彩は色素色(有機色素)ではなく(孔雀の羽根は無色です)、色が付いているように見えるのは小翅にある微細構造(ナノ構造)に光が当たって発色する「構造色」と言う現象によって起こります。

この構造色は、微細構造が壊れない限り鮮やかな色は消えません。それに対し、色を付けた【色素色】の場合には、色は経年劣化により褪色し最終的には消えてしまいます。


構造色

構造色
 電磁波解析ソフトKeyFDTDを使って構造色を解析してみました。

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クジャクアスター(孔雀Aster、学名:Aster hybrids)
花名に「孔雀(鳥類)」が付く花【孔雀アスター】と鳥の真孔雀  かぎけん花図鑑 花日記2024年9月20日(金)
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