かぎけん花図鑑 9月23日の誕生花 〇イチイ ポスト かぎけん花図鑑 9月23日の誕生花は、〇イチイです。 イチイ イチイ(一位、学名:Taxus cuspidata)は日本原産で、イチイ科の耐寒性・耐陰性常緑針葉高木です。 イチイという名前は仁徳天皇の時代に飛騨から産出された木を使って最高位の「正一位」が用いる笏(しゃく)を作ったことに拠り、木目が美しく出来栄えが秀でていたことに拠ります。樹齢2000年と伝えられる木がある程寿命が長い。 別名で、アララギや、シャクノキ(笏の木)、Japanese Yew、オンコ(onko、アイヌ語)とも呼ばれます。 属名は「Taxus」ですが、ギリシア語で「弓」を意味し、この木で作られた弓は弾性が強く狂わないことに由来します。 葉は互生し、線形で、鋸歯はありません。雌雄異株の裸子植物で果実を成らせるには雌雄2本の株が必要です。 春に雄花は肌色(薄黄色)、雌花は緑色の地味な花を咲かせます。 花後に、雌株には頂部が開いた果実が成り、中に種子が見えます。種の周りにある赤い果肉のようなものは仮種皮で、10月頃に赤熟します。 赤い果実の部分は食べられますが、木や葉などには毒が有り、特に種子にはアルカロイド系のタキシンという心臓毒が含まれます。 用途は、樹木を神社のご神木、墓地樹、公園樹、庭園樹、垣根、盆栽にされます。木材は、加工しやすく、弾力に富み、時間と共に茶褐色に変色し、木目が美しいので、家具や、一刀彫、表札などの工芸品や鉛筆材にされます。 また、「一位」という縁起の良い名前から、受験のお守りにもされます。花言葉は「高尚」「哀しみ」です。 かぎけん花図鑑 https://www.flower-db.com/ja/articles Other Articles箱13 枕草子にも出てる!?爪蓮華ツメレンゲ(爪蓮華、学名: Orostachys japonica)は、日本~朝鮮半島~中国原産で、ベンケイソウ科イワレンゲ属の常緑多年生多肉植物です。 中国では「瓦松」と呼ばれます。 日本では関東から四国、九州の乾燥した岩場に自生します。草丈5~15cmです。葉は根生葉で、肉厚の披針形です。根生葉の間から円柱形の長い花茎を出し、10~11月に花茎の先端から円錐花序を伸ばして、白い小さな五弁花を密【特集】和代さんの庭【特集】和代さんの庭 和代さんの庭で撮らせて頂いた花の写真が10枚となったので特集コーナーを作りました。題して、【特集】和代さんの庭まだまだ撮り溜めた写真がありますので、これからも花の写真を追加して行きます。どうぞ宜しくお願いいたします。 【特集】和代さんの庭 https://www.flower-db.com/ja/special/9 ブログhttps://www.flower-d富山1 チョウジソウ(丁子草)富山1 和風の清楚な青い花、秋は黄葉 チョウジソウ(丁子草、学名:Amsonia elliptica)は日本や東アジア原産でキョウチクトウ科チョウジソウ属の非耐寒性・非耐暑性宿根草です。別名で、ハナチョウジ(花丁子)、アムソニア(Amsonia)や、ブルースター(Japanese Bluestar)とも呼ばれます。日本では、北海道〜九州の湿地に自生します。草丈は30~70 cmで茎は直立します。六月の花1 紫陽花(ほんあじさい、Hydrangea macrophylla)なんと、額紫陽花が親で、本紫陽花は子 アジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)とは日本原産でアジサイ科アジサイ属の寒性落葉低木です。「アジサイ」はアジサイ属の総称ともされています。 樹高は1.5~2 mです。葉は緑色で、時に赤茶色の班があり、卵形、明瞭な葉脈があり、葉縁に鋸歯があり、対生に付きます。 5月~7月に花茎から二出集散花序を伸ばし、紫・青・桃・白・赤・複色伊豆大島椿祭り001「椿 'サニー・サイド(Sunny Side)'」 伊豆大島椿祭りから 「椿 'サニー・サイド(Sunny Side)'」 2024年1月28日~3月24日開催の伊豆大島椿祭り会場を訪れました。生憎、出掛けた2月4日は朝から雨で、大島公園椿園内を廻っての写真撮影はできませんでしたが、資料館に展示されていた希少品種を撮ることができました。その中から、1品種ずつご紹介してい参ります。 まず1回目は、「椿 'サニー・サイド(Sunny Side)'」で万155.ムシとスズメの関係は カラムシ(苧、学名:Boehmeria nivea var. nipononive)は、インドシナ半島~中国原産で、イラクサ科カラムシ属の多年草です。日本には縄文末期に中国から朝鮮半島を経て渡来しました。本州~沖縄の 人里や田畑、山野、河原に自生します。日本では現在は使用用途が限られていますが、東アジアでは生活に密着した重要な作物として、草本の各部分が活用され、葉や根は薬用に、種は食用や石鹸に、茎