薬用植物園の花1 鉄砲百合(学名:Lilium longiflorum) ポスト 東京都薬用植物園に行ってきました。こちらの植物園はケシが期間限定で開示されるのが有名ですが、今年は時期遅しで、今回は刈り取られていました。以前撮影した写真がありますのでご興味のある方はご覧ください。 この花日記は、当面、堀切菖蒲園の花菖蒲と同時並行で、薬用植物園の花をご紹介して参ります。まずは、純白な【テッポウユリ】から。 テッポウユリ(鉄砲百合、学名:Lilium longiflorum)とは日本原産でユリ科ユリ属の球根植物です。英名では、trumpet lilyや、white trumpet lily、Easter lilyと呼ばれます。 草高50-100cmで、葉は長さ8~15cm、幅2~3cm(他に比べると幅広)の披針形で全縁、葉は茎の周りに散生します。 4月~6月に花径15cm程の白いトランペット型をした花を咲かせます。花筒は内外とも白く、タカサゴユリ(高砂百合、L. formosanum)のように外側に赤い縞はありません。 花言葉とシンテッポウユリとの関係は本文をご参照下さい。 ■関連ページ テッポウユリ(鉄砲百合、学名:Lilium longiflorum) 薬用植物園の花1 鉄砲百合(学名:Lilium longiflorum)かぎけん花図鑑 花日記2024年6月9日(日)、 花日記INDEX Other Articlesかぎけん花図鑑 9月23日の誕生花 〇イチイかぎけん花図鑑 9月23日の誕生花は、〇イチイです。 イチイ イチイ(一位、学名:Taxus cuspidata)は日本原産で、イチイ科の耐寒性・耐陰性常緑針葉高木です。 イチイという名前は仁徳天皇の時代に飛騨から産出された木を使って最高位の「正一位」が用いる笏(しゃく)を作ったことに拠り、木目が美しく出来栄えが秀でていたことに拠ります。樹齢2000年と伝えられる木がある程寿命が長い。 蔓蕎麦のブログツルソバと言っても、暑いから、つるっとソバを食べるわけではありません。食用となる草ですが、食べたことはありません。ツルソバは、海釣りに出かけたときに、海岸近くの草地でよく見かけます。白い小花が団子状に纏まって咲いているように見えますが、いつものように、花のように見えるものは萼です。萼の先端が5つに裂けているので5弁花のように見えます。同じ仲間に、ピンクの花を咲かせるヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)がもあり珊瑚シリーズ 13.ミドリサンゴ(緑珊瑚)珊瑚シリーズ 13.ミドリサンゴ 「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ ミドリサンゴ(緑珊瑚、学名:Euphorbia tirucalli)は、東アフリカ原産で、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉性・熱帯小高木です。樹高は2~9mになります。葉は単葉で線形、互生して付きます。枝の先端に付く極小の葉は早々に落葉し、濃緑色の刺無しの幹と茎が多数分枝します。夏に、枝先から杯状花序を伸ばし花のよ梅シリーズ8.梅 懐中抱子(カイチュウホウシ)梅シリーズ8.梅 懐中抱子(かいちゅうほうし) 梅 懐中抱子(カイチュウホウシ)は、中国産原産で、花の中にさらに小さな花を咲かせる二段咲きの梅です。花色:淡紅色・八重、開花期:2~3月、中大輪。別名で「紅懐抱子」とも呼ばれます。 一般名:梅 懐中抱子(かいちゅうほうし、カイチュウホウシ、学名:Prunus mume 'kaicyu houshi'、花色:淡紅色・八重、筒蕊先細、雄蕊多数、萼色:秋から冬まで咲くツワブキツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)とは、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ツワブキ属の耐寒性常緑性多年草です。 別名で、タクゴ(たく吾)と呼ばれます。 日本では本州東北南部~四国、九州、沖縄の海岸付近に自生し、日陰や塩害にも強く丈夫で繁殖力が旺盛です。 草丈は20~50 cmです。 葉は根生葉で、フキ(蕗)に似た大円形で、葉上面に艶があり、斑入品種もあります。 10月~富15.日本の高山に咲く可憐なピンクの花🌺雪割小桜【富山県中央植物園】 かぎけん花日記 「花日記」だったり、特集の「万葉集で詠まれた草木」だったりで、行ったり来たりで申し訳ありませんが、今回も「富山県中央植物園」の温室の花です。 ユキワリコザクラ(雪割小桜)は、日本原産で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草「ユキワリソウ(学名:Primula modesta)」の変種で、北海道~東北の山地の岩場や礫地に自生します。初夏~夏に伸びた花茎の先端にピンクの筒状/高杯状の小花を2~1