四月の黄色い花1 トサミズキとミュウガミズキの比較
トサミズキ(土佐水木、Tosa mizuki、学名:Corylopsis spicata)は、高知県原産でマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。高知県の蛇紋岩地や石灰岩地に自生します。樹高は1~4 mです。江戸時代中期から栽培されている古典植物です。春に、葉が出る前に、前年枝の葉腋に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂下して咲かせます。似た木にヒュウガミズキ(日向水木、Hyuga mizuki、学名:Corylopsis pauciflora)があります。土佐水木の方が日向水木より木や葉が大きく、花数も多いです。
●トサミズキ(学名:Corylopsis spicat)
木の高さ:2-4m、葉の長さ:5~11cm、葉幅:3~8cm、葉形:卵形~楕円形、花序長:4cm、花色:淡黄色、1花序にに8輪程の花を付ける、小花長さ:1cm、雄蕊と雌蕊が花弁より長い、葯色:紅色、花柱:細長い
●ヒュウガミズキ(学名:Corylopsis pauciflora)
木の高さ:1-2m、葉の長さ:2-3cmと小さい、葉幅:1.5-2.5cm、葉形:ゆがんだ卵形、花序長:1-2cmで短い、花色:鮮黄色、1花序に3輪程花を付ける、小花弁長:0.8cm、雄蕊と雌蕊は花弁より短い、葯色:黄色
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トサミズキ(土佐水木)
ミュウガミズキ(日向水木)