クリスマスのサボテン 蝦蛄葉サボテン

クリスマスのサボテン

シャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン、学名:Schlumbergera truncata)とは、ブラジル原産で、サボテン科シュルンベルゲラ属の半耐寒性常緑多肉性植物のサボテンです。別名で、クリスマスカクタス(Chrismas cuctus)や、デンマークカクタス(Denmark cactus)、シュルムベルゲラ・トルンカタ(Schlumbergera truncata)と呼ばれます。

草丈は20~50 cmです。
葉はありませんが、茎節(けいせつ)と呼ばれる扁平な茎が葉の機能を果たしています。
短日花なので、日が短くなる秋から冬に、茎先に花芽を付け、鮮やかで透明感のある花を咲かせます。
近年、園芸品種が多く作出されて、花色が豊富になりました。
繁殖は葉ざしで行ないます。乾燥に強く、水捌けと強い陽射しを好みます。用途は鉢植えです。


シャコバサボテンという花名の由来


花名は、茎が食用となる海棲節足動物のシャコ(蝦蛄)と似ていることに拠ります。


シャコ
シャコ 背側(上)、腹側(下)

クリスマスカクタス(Chrismas cuctus)と呼ばれるのは、クリスマスシーズンに出回ることに拠ります。
デンマークカクタス(Denmark cactus)と呼ばれるのは、デンマークで園芸品種が育種されたことに拠ります。
属名の「Schlumbergera(シュルンベルゲラ)」は、フランスの植物学者・サボテンのコレクターFrédéric Sc​​hlumberger(1823-1893)博士への献名です
種小名の「truncata(トランカータ)」は、「切り落としたような」という意味で葉の形に拠ります。


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クリスマスのサボテン 蝦蛄葉サボテン、 かぎけん花図鑑 花日記2024年12月16日(月)

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