木場公園の花5 ダッチアイリス(Dutch iris)

ダッチ・アイリス(Dutch iris、学名:Iris × hollandica )は、園芸品種(原産地は、オランダ)で、アヤメ科アイリス属の耐寒性球根植物です。別名で、オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)や、キュウコンアイリス(球根アイリス)、単にアイリス(Iris)とも呼ばれます。アイリスと言えば、通常、このダッチアイリスを指します。オランダで育種された球根アイリスの代表品種で、スパニッシュ・アイリス (Iris xiphium)を基本種とし、他のアイリスを掛け合わせて育種されました。やや乾燥した場所を好みます。草丈は50~80cmです。葉は緑色で剣形をしています。花は左右相称に咲きます。4月~5月に、花径6~10cmで、花色が青や、紫、黄、白、赤、桃、複色の花を咲かせます。用途は、庭や公園植え、鉢花、切り花とされます。


似た花ーダッチアイリスとジャーマンアイリスの違い


ダッチアイリスとジャーマンアイリスの花弁部の違い
ダッチアイリスとジャーマンアイリスの花弁部の違い


ダッチアイリス(Iris × hollandica)と似た花に、同じアヤメ属にジャーマン・アイリス(German iris、学名:Iris germania)があります。両者とも4月~5月に、乾いた場所で開花します。
ジャーマン・アイリス(Iris germania)は草丈が高く幅広で花が大きく花色が多く豪華な感じのする多年草であり、花びら付け根にブラシ状の突起があります。
ダッチアイリス(Iris × hollandica )はジャーマンアイリス(I. germania)より遅く咲き始め、草丈が低く葉が細く花も小さくシンプルで、ブラシ状の突起の代わりに花びら中央に網目模様がある球根植物で、すっきりして気品があります。


花名の由来


属名の「Iris」はラテン語で「虹」と言う意味です。種小名の「hollandica」は「オランダの」という意味です。


花言葉


「和解」「吉報」

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