しょんぼり😔万葉集草木68.エゴノキ
エゴノキ(斉ゴ木、学名:Styrax japonica)は、日本原産で、エゴノキ科エゴノキ属の耐寒性落葉小高木です。ちさの木(萵苣の木)、ジシャ(萵苣)、野茉莉、ジャパニーズ・スノーベル(Japanese snow bell)とも呼ばれます。斉ゴ木(S. japonica)の万葉名は「山じさ」で、万葉集でも詠われています。
万葉集と山じさ(エゴノキ)
万葉集 第11巻 2469番歌
作者:柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
題詞:寄物陳思
原文
山萵苣 白露重 浦經 心深 吾戀不止
よみ
山萵苣(ぢさの) 白露重(み) 浦經(ぶれて) 心(も)深(く) 吾(我が)戀(恋)不止(止まず)
↓
山ぢさの 白露(しらつゆ)重み うらぶれて 心も深く 我が恋止まず
意味
山じさ(エゴノキ)が 露の重みで うな垂れている 私の心も深くしょげてるけれど 恋はやまない。
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