3月24日の誕生花、ハナビシソウ(花菱草)
3月24日(と3月11日)の誕生花、ハナビシソウ
ハナビシソウ(花菱草、学名:Eschscholtzia californica)とは、カルフォルニア原産で、ケシ科ハナビシソウ属の耐寒性多年草です。
別名で、カリフォルニア・ポピー(California poppy)、Cup of Gold((カップオブゴールド)、エスコルチア(Escholtzia)、金英花(きんえいか)とも呼ばれます。
カリフォルニアの州花とされます。
草丈は、30〜50 cmです。
葉は灰緑色で、コスモスのように羽状複葉で細裂します。
5月〜6月に、花茎から直径5~7 cmの4弁花を多数咲かせます。花色は、黄色や、橙、白、赤、桃などと豊富です。
花は昼間に開花し、夕方に閉じる一日花です。
品種の 「ゴールデンウェスト」は花弁が黄色で、中心部が橙色の大輪一重咲きでよく出回っています。
花菱草と姫花菱草の違い
花菱草を小さくしたような花に姫花菱草があります。違いは以下の通りです。
左:花菱草(E. californica)、右:姫花菱草(E. caespitosa)
草丈は、花菱草(E. californica)は30~50cmであるのに対し、姫花菱草(E. caespitosa)は20〜30 cmです。
花径は、花菱草(E. californica)は5~8cm、姫花菱草(E. caespitosa)は2 cm程です。
花色は花菱草(E. californica)は多数色ありますが、姫花菱草(E. caespitosa)は薄クリームだけです。
花名の由来
和名の「ハナビシソウ(花菱草)」とは、時間が経つにつれ、花冠が平らに開き菱形になることに拠ります。
英名の「California poppy(カリフォルニア・ポピー)」とは、カルフォルニア原産でポピーに似た花ということから命名されました。
属名の「Eschscholzia(エッショルチア)」は、ドイツ人医師で博物学者のヨハン・エッシュショルツ(Johann Friedrich von Eschscholtz (1793~1831)博士への献名です。
種小名の「californica」は、原産地の「カリフォルニアの」と言う意味です。
花言葉
花言葉は「富」「成功」。黄金色の花が辺り一面に広がる様子から付けられたようです。
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「3月24日の誕生花、ハナビシソウ(花菱草)」かぎけん花図鑑 花日記2025年3月24日(月)、
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