花ら109.らんまん 横倉木



NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】
TV番組は終了しましたが、らんまん植物で残っているものを、引き続き花日記で扱います。

ヨコグラノキ(横倉木、学名:Berchemia berchemiaefolia)とは、日本他原産でクロウメモドキ科ヨコグラノキ属の落葉広葉高木です。東北宮城県以南、四国、九州の崖や渓流沿いに自生します。別名でエイノキ、英名でYokoguranoki treeと呼ばれます。樹高は3~15 mで、樹は直立します。葉は、薄い洋紙質で両面とも無毛です。葉の表側は濃緑色で、日が当たるところでは黄色になります。葉の裏側は白っぽく葉脈が目立ちます。葉は長楕円形で鋭尖頭です。葉縁は全縁で波打ちます。葉は枝に互生します。用途は公園樹です。


黄色い星形の小花と赤い実


6月に、短い花柄の先に小さな集散花序を伸ばし、枝先や葉腋から小さな黄色~黄緑色の花を付けます。花が終わると、長さ0.8cm程の長楕円形の核果がなり、最初、緑色で、黄色、赤、熟すと暗赤色となります。


名前の由来


牧野富太郎博士が1884年に高知県越智町の「横倉山」で発見したことに因みます。


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