ヨコグラノキ
- 花名ヨコグラノキ
- 学名Berchemia berchemiaefolia
- 別名Yokoguranoki tree, エイノキ, 横倉木, よこぐらのき, 横倉の木
- 原産地、日本、中国、朝鮮半島
- 開花場所亜熱帯地域
- 開花期6月
- 花言葉「威厳」「平穏」「糠喜び」
ヨコグラノキとは
ヨコグラノキ(横倉木、学名:Berchemia berchemiaefolia)とは、日本、中国、朝鮮半島原産で、クロウメモドキ科ヨコグラノキ属の落葉広葉高木です。東北宮城県以南、四国、九州の崖や渓流沿いに自生します。別名でエイノキ、英名でYokoguranoki treeと呼ばれます。
樹高は3~15 mで、樹は直立します。樹皮は灰黒色、コルク質、不規則な縦の割れ目があります。若枝は赤褐色で無毛、皮目が目立ちます。短い葉柄の先に付く葉は、薄い洋紙質で両面とも無毛です。葉の表側は濃緑色で、日が当たるところでは黄色になります。葉の裏側は白っぽく葉脈が目立ちます。葉は葉長6~10 cm、葉幅3~5 cmの長楕円形で鋭尖頭です。葉縁は全縁で波打ちます。葉は枝に互生します。用途は公園樹です。
星形の黄色い小さな花と赤い実
6月に、短い花柄の先に小さな集散花序を伸ばし、枝先や葉腋から小さな黄色~黄緑色の花を付けます。花が終わると、長さ0.8cm程の長楕円形の核果がなり、最初、緑色で、黄色、赤、熟すと暗赤色となります。
名前の由来
牧野富太郎博士が1884年に高知県越智町の「横倉山」で発見したことに因みます。属名の「Berchemia」はオランダの植物学者 Berhout von Berchemia博士の人名に由来し、種小名は「berchemiae(Berchemia博士、クマヤナギ科)」+ラテン語の「folia(leaf、葉)」です。
花言葉
「威厳」「平穏」「糠喜び」
一般名:ヨコグラノキ(横倉木、学名:Berchemia berchemiaefolia, 分類名:植物界被子植物真双子葉類バラ目クロウメモドキ科ヨコグラノキ属ヨコグラノキ種、原産地:日本、中国、朝鮮半島、生息分布:東北宮城県以南、四国、九州、生息分布:山地の林内や林縁、生活環境:石灰岩地の崖や渓流沿い、樹高:3~15 m、樹形:直立、樹皮:灰黒色でコルク質+不規則な縦の割れ目、若枝:赤褐色で無毛+皮目が目立つ、葉柄:0.6-1cm、葉質:薄い洋紙質で両面とも無毛、葉色:(表側)緑→黄色、(裏側)白っぽく葉脈が目立つ、葉形:長楕円形で鋭尖頭、葉長:6~10 cm、葉幅:3~5 cm、葉縁:全縁で波打つ、葉序:互生、花序形:短い花柄の先に小さな集散花序、花の出る場所:枝先や葉腋、開花期:6月、花色:黄色~黄緑色、花冠径:0.3cm、雄蕊数:5、果実型:核果、果実形:長楕円形、果実長:0.7~0.8cm、果実径:0.7 cm、果実色:緑→黄色→赤→暗赤色(熟す)、用途:公園樹。
同科の植物
ナツメ(棗、学名:Ziziphus jujuba)、
セアノサス(学名:Ceanothus arboreus)