アカモク

アカモク（学名：Sargassum horneri)とは、日本、朝鮮半島、中国北部の海域原産で、ホンダワラ科ホンダワラ属の大型の一年草の褐色海藻です。
別名でギバサと呼ばれます。
日本書紀や万葉集に「莫告藻（なのりそ）」と言う名前で出ているのはホンダワラ属のホンダワラやアカモクだと言われます。
海の沿岸などの浅瀬に繁殖しています。
茎長が4-7mにもなる大型の海藻です。

以前は船のスクリュウに絡みつく厄介ものでしたが、現在は、食用の海藻や、堆肥、バイオエタノールの原料となっています。
主に食用とされますが、アカモクは若芽と同様、海中で生息しているときは赤く、湯掻くと緑色になります。
細かく刻んでかき混ぜると、ネバネバとしてきて、食べると食感はシャキシャキして、味は癖が無く、磯の香がします。
アカモクには、豊富な植物繊維や、フコイダン、ミネラル、ポリフェノールが含まれ、
ノンカロリーで、ダイエット効果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防、アレルギー予防、抗ニキビ作用、美肌効果があるとされます。
デメリットは、生の状態ではヒ素が含まれるので必ず洗って湯掻いてヒ素を落とす必要があります。
また、食べ過ぎると消化不良を起こすので、一日の摂取量は10g～30gが限度となります。

同属の海藻

一般名：アカモク
学名：Sargassum horneri
別名：ギバサ、なのりその花、
原産地：日本、朝鮮半島、中国北部の海域、生息分布：北海道から九州の海、生活環境：沿岸などの浅瀬
分類名：真核生物褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属アカモク種
生活型：大型褐藻類の海藻、雌雄異株、
茎長：4-7m、茎の葉腋から枝が出る、小枝：茶色、
葉形：線形、披針形、羽状、葉縁：鋸歯、葉長さ：7cm、葉幅：1.5cm、気胞：円柱状、
産卵、子持ち昆布のように、小枝の周囲に微小な黄色い卵が密集する、卵径：0.02cm、
旬：5月上旬～下旬
食感：癖が無く、磯の香、ネバネバ、シャキシャキ、
含まれる成分：植物繊維、フコイダン、ミネラル、ポリフェノール
最適な摂取量：一日の摂取量は10g～30g
メリット：ノンカロリー、ダイエット効果、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防、
アレルギー予防、抗ニキビ作用、美肌効果
デメリット：食べ過ぎると消化不良を起こす。
用途：海藻、堆肥、バイオエタノールの原料、

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