花ら 14.笹の葉に百合の花 笹百合
今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】に出て来る魅力的植物です。
ササユリ(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、日本原産で、ユリ科ユリ属の多年草の球根植物です。本州中部~四国、九州の低山のやや明るい林内や草地に自生します。草丈は30~90cmで、球根は卵形で白っぽく「ゆりね」と言い食用になります。
ユリの中では開花が早い方で6月~7月に花茎を伸ばし大輪で薄桃色~白色の漏斗状の花を横向きに咲かせます。花のカップは浅めで、雄蕊は6本、葯と花粉が紅褐色、強い芳香があります。
花糸は绿色です。命名はユリ属の花で葉が笹の葉と似ていることに拠ります。花言葉は「上品」や「希少」です。
万葉集にも詠まれている古くからある植物で、先の花日記でもご紹介しています。
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