花ら 48.空色の花、凸凹の花形 姫紫陽花



NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】

ヒメアジサイ(姫紫陽花、学名:Hydrangea serrata var. yesoensis forma cuspidata)は日本原産でエゾアジサイの手毬品種です。昭和初期に、牧野富太郎博士が信越地方の民家の庭で見つけ、手毬型の澄んだ青い美しい花弁を持つこの花を気に入り「ヒメアジサイ」と命名しました。
細い枝が数本出て花を重ねるように咲かせます。明月院に咲いている青いアジサイの花色と同じことから明月院ブルーとも呼ばれます。花言葉は「移り気」です。

学名から、以下の関係があります。
ヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata)

エゾアジサイ(蝦夷紫陽花、学名:Hydrangea serrata var. megacarpa) ヤマアジサイの変種

ヒメアジサイ(姫紫陽花、学名:Hydrangea serrata var. yesoensis forma cuspidata) ヤマアジサイの園芸品種


ヒメアジサイの特徴


アジサイは1つの花を1本の枝先に咲かせますが、ヒメアジサイは3本ほどの細い枝が寄り添って一つの花が咲いているように見えます。3つの花冠が重なって咲くので花の形が多少凸凹しています。
花色は澄んだ空色をしています。

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花ら 48.空色の花、凸凹の花形 姫紫陽花 かぎけん花図鑑 2023年7月29日(土) 
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