鳥取のラッキョウ畑に行ってきました
11月の3連休を活用して鳥取のラッキョウ畑に行ってきました。毎年10月から11月上旬が見頃とのことでしたが、今年は11月3日現在でまだ3分咲きほどでした。夏の暑さでやられたそうです。
ラッキョウ(辣韮、学名:Allium chinense)とは、ヒマラヤ地方原産で、ヒガンバナ科ネギの多年草(球根植物)です。
別名でオオニラ(大韮)や、サトニラ(里韮)、英名でもRakkyoと言います。
草丈は30~60 cmです。
細長い常緑で線形の葉は柔らかく中空で、リンケイ(鱗茎)から叢生します。
10月(2024年は遅れて11月)に、花茎の先端から出た散形花序に赤紫色の小花を10数輪咲かせます。
鱗茎(根茎)が野菜となります。
6月~7月に収穫される鱗茎は半透明の膜「リンヨウ(鱗葉)」で覆われ、白い卵状~長楕円形状をしており、特有の辛味と臭気があります。
収穫されたラッキョウは、水に浸けて泥を取り、鱗葉と髭根をカットし、甘酢または溜まり醤油(お勧め!)につけて、
1週間ほどで食べられます。臭いがあるので人により好みが分かれます。
ラッキョウには硫化アリルやカリウムが含まれます。
硫化アリルはガン抑制や糖質と乳酸蛋白等の分解に役立つ「ビタミンB1」の効果を高め抗菌作用や、ナトリウムの排泄を促進し高血圧の予防となります。
尚、エシャレット(学名:Allium chinense)はラッキョウの軟白種です。
花言葉や詳しい説明は、下記のかぎけん花図鑑をご覧下さい。
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ネギ属の仲間
鳥取のラッキョウ畑に行ってきました かぎけん花図鑑 花日記2024年11月4日(月)