10月の花 レウィシア 'エリーゼ'四季咲き

レウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon 'Erice')とは、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。別名で、イワハナビ(岩花火)と呼ばれます。北米北西部のロッキー山脈の高山の岩場に自生します。
草丈は15〜25cmと低く、葉は多肉質で、強風などで剥がされないように地面にロゼット状(放射状)に生えます。葉は水を溜められるようヘラ状をしています。
株の中心から花茎を出して、円錐花序または総状花序を伸ばし、花径2〜3 cmの小花を10輪ほどつけます。花色には桃、白、黄、橙があり、花弁数は9〜10枚です。
従来のレウィシア(Lewisia)と異なり、四季咲き(最盛期は、4月〜11月)です。元々、高山生まれなので、厳しい環境に耐えられるようコンパクトで丈夫です。


花名の由来


属名の「Lewisia」とは、大西洋から太平洋へ北米大陸横断を始めて行った 探検家であり、博物学者、軍人、行政官の「Meriweather Lewis」 (メリウェザー・ルイス、1774年8月18日 - 1809年10月11日)に因みます。種小名の「cotyledon」は、ラテン語の「kotuledon(小さな皿)」という意味で、レウィシアの窪んだへら状の葉の形に由来します。

レウィシア・エリーゼ白(Lewisia Erice)高山植物図鑑
レウィシア 'エリーゼ'はレウィシアの四季咲きの改良品種ですが、レウィシア自体は高山植物です。高山植物図鑑|かぎけん花図鑑

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10月の花 レウィシア 'エリーゼ'四季咲き(Lewisia Erice)かぎけん花図鑑 花日記2024年10月4日(金)
特集10月の白い花
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