オオベンケイソウ(大弁慶草)

綺麗な花を咲かせる多肉植物

オオベンケイソウ(大弁慶草、学名:Hylotelephium spectabile)とは、中国・朝鮮半島原産でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の帰化植物の多年草です。日本へは明治中期に渡来しました。
地下茎が太く、横に拡がります。草丈は、30~80cmで、茎は直立します。草幅は30~100cmになります。
葉柄は無く、葉質は肉厚で、長さ5cmの楕円形、葉縁に低い鋸歯があり、対生あるいは3枚輪生に付きます。
8~10月に、花茎から長さ15cmの散形花序を伸ばし、薄桃色又は白い5弁花を咲かせます。花弁より長い雄蕊が目立ちます。花後に成る果実は袋果です。


花名の由来


属名の「Hylotelephium」は、ラテン語の「Hyle(森の)」+「telephion(ベンケイソウ)」の複合語です。
種小名の「spectabile」とは、「派手な」と言う意味です。


ベンケイソウの害虫「ベンケイソウスガ」


ベンケイソウ科の仲間ーオオベンケイソウ、ベンケイソウにミセバヤ、キリンソウなどには、ベンケイソウスガと呼ばれる蛾に食害されて花や葉が枯れてしまうことがあります。

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オオベンケイソウ(大弁慶草、学名:Hylotelephium spectabile)かぎけん花図鑑 花日記2024年8月31日(土)
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