ツツジ ポスト ツツジ特集。ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。ここにツツジの花の写真と説明を特集します。アザレアアザレア(Azalea、学名:Rhododendron simsii)は、台湾生まれベルギー育ちのツツジ科ツツジ属の半耐寒性常緑低木です。 秋〜翌春にかけての長期間、バラ(薔薇)に似た白色や、桃色、赤の一重または八重の花を咲かせます。台湾原産のタイワンサツキやツツジがヨーロッパに輸出され、主としてベルギーやオランダなどで改良された園芸品種です。樹高の高いものは200 cmにもなります。英名のAzaエゾイソツツジエゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅、学名:Ledum palustre ssp.diversipilosum)は、北海道固有種のツツジ科イソツツジ属の常緑小低木です。北海道〜東北の高山の礫地や湿原に自生します。葉は細長い披針形、皮質、厚く、葉表に細かい編み目模様があります。若い枝と葉裏に茶褐色の毛が密集するのが特徴です。夏に、花茎を伸ばし先端から散房花序を伸ばし白い小さな五弁花を多数付けて5 cm程の球状エゾツツジエゾツツジ(蝦夷躑躅、学名:Therorhodion camtschaticum)とは、日本原産でツツジ科エゾツツジ属の落葉小低木「ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)」の高山種です。高山の草地に生えることから、山の厳しい気候に耐えるため樹高5〜30cmとツツジ属の中では最低木です。同様の理由により、葉も葉身長3cmと小さく、防寒の知恵として葉縁や葉裏に毛がキシツツジキシツツジ(岸躑躅、学名:Rhododendron ripense)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。岡山以西から四国、九州の河川や渓流の岩上に生息します。同じツツジ属のモチツツジ(黐躑躅)の近縁種であり、お互いによく似ています。名前に岸とつくように河川に生息し川水に浸っても抵抗が少ないように葉幅が細くなっています。 一般名:キシツツジ(岸躑躅)、学名:Rhododendron rドウダンツツジツツジ科の植物には、原種や園芸品種など沢山の品種があります。ツツジをまとめた一覧はこちらをご覧下し亜。 ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)は、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。日本の本州から四国、九州の岩山に自生します。 樹高は40〜300 cmです。葉は菱形で葉身は2~5 cmで、春には緑色ですが、秋には真っ赤に紅葉します。レンゲツツジレンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個まとめて咲かせます。花には蜜があります。花後に成る果実は、長ミツバツツジミツバツツジ(三葉躑躅、学名:Rhododendoron dilatatum)とは、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。開花の早いツツジです。関東から近畿の太平洋側の雑木林に自生します。ツツジは漢字で「躑躅」と書きますが、この躑躅(てきちょく)とは「足掻く」と言う意味です。羊などの動物がツツジの花を食べると足掻いて倒れてしまうことが語源ですが、毒性のあるツツジはレンゲツツジだけでそれモチツツジモチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum)は日本固有種でツツジ科の(半)落葉低木です。 静岡県以南から岡山、四国の丘陵に生息します。樹皮は暗灰褐色をしています。花や、萼、枝の腺毛から出る粘着液でべたべたしており、それで昆虫を防御します。べたべたの粘液が「鳥もち」に似ていることが花名の由来です。昆虫の中には本種の腺毛に住み着くカメムシがいます。実際には、モチツツジツツジツツジ(躑躅、学名:Rhododendron)は、アジア原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。春、桜の散った後に街路樹の主役とされます。代表的品種に、ヒドラツツジなどがあります。サツキと同科同属ですが、両者の違いは新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさや光沢の有無で判断します。ツツジはサツキより幾分早く咲き始め、花や葉もサツキより大きいです。江戸時代にツツジから育種された園芸品種にサツキや ゲンカイツツジゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum)は、韓国、中国、蒙古、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。日本では玄界灘を中心とする地域の崖や礫地に自生しており、和名の由来となっています。別名でトキワツツジ(常盤躑躅)や,ツキワゲンカイ(月輪玄海)とも呼ばれます。カラムラサキツツジ(唐紫躑躅、学名:Rhododendronドウダンツツジツツジ科の植物には、原種や園芸品種など沢山の品種があります。ツツジをまとめた一覧はこちらをご覧下し亜。 ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)は、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。日本の本州から四国、九州の岩山に自生します。 樹高は40〜300 cmです。葉は菱形で葉身は2~5 cmで、春には緑色ですが、秋には真っ赤に紅葉します。オオムラサキオオムラサキ(大紫、学名:Rhododendron pulchrum cv. Oh-murasaki)とは、ヒドラツツジの園芸品種です。葉の表裏に細毛があり、萼片にも毛がありますが粘りません。開花時期は遅く、染井吉野が終わった後に赤紫色のツツジの中では最大とされる直径10~15cmの大輪花を咲かせます。花冠は漏斗型で先端が5裂します。花は枝先に2~4個の花がまとまって咲きます。虫媒花で花弁内側上方コヤスドウダンコヤスドウダン(子安満天星、学名:Enkianthus quinqueflorus)は香港原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の耐寒性常緑低木です。春に、葉腋から赤い花柄を伸ばし、鮮紅色の釣り鐘状で先端が5浅裂した花を5~10個輪生状に吊り下げます。同属に、日本原産のドウダンツツジ(学名:E. perulatus)があります。ドウダンツツジは落葉樹で、花はコヤスドウダンより小さく白花を咲かせる落葉樹でヒカゲツツジヒカゲツツジ(日陰躑躅、学名:Rhododendron keiskei )は、日本固有種で、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木です。日本の本州、四国、九州の山地や岩場に自生します。珍しい黄色系のツツジです。樹高は100~120cmです。幹は灰褐色をしています。葉は緑色、葉長6cmの長楕円形で、やや肉厚で、鋸歯が無く、互生して付きます。葉の両面に鱗状毛があり防寒の役目をしており、寒冷期に落葉せずに常緑をモチツツジ '駿河万葉'モチツツジ ’スルガマンヨウ’(黐躑躅 ’駿河万葉’、学名:Rhododendron macrosepalum cv. Surugamanyo)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の(半)落葉低木「モチツツジ(黐躑躅、学名:Rhododendron macrosepalum」の園芸品種で、江戸時代からある古典園芸ツツジです。 ’駿河万葉’をモチツツジの別称とすることもあります。 樹高は1~2mです。葉は 他の特集センノウセンノウと花名の一部に花には、センノウ属(Lychnis)、マンテマ属(Silene)、ムギセンノウ属(Agrostemma)がありますが、ここではセンノウ属の花だけをのせます。センノウと付いてもマンテマ属(シレネ属、Silene)とムギセンノウ属(アグロステンマ属、Agrostemma)の花は除外します。特集 観葉植物「特集 観葉植物」には、296種(2024年8月19日現在)の植物を掲載しています。 観葉植物の定義 観葉植物とは、葉の色彩や形を観賞するために栽培される植物(日本国語大辞典)、観葉植物とは、葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物(日本花普及センター)と定義されています。それらの定義によれば、室内で育つ植物、すなわち観葉植物であるわけではなく、屋外で育つものも観葉植物に含まひっつきむしひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫 マの花日本語の花名の頭文字が "マ" で始まる花を集めました。 "マ"から始まらないものでも、別名が "マ" から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。特集 桜草・サクラソウ・さくら草一覧特集 サクラソウ(さくらそう、桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。サクラソウという名前は、サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われますので、日本桜草や西洋桜草が含まれます。 日本桜草 日本桜草は、早春の3月~4月にかけて開花するのでカタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。狭義の意味で特集 花名に「爬虫類」特集 花名に「爬虫類」 蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。 ■関連ページ 爬虫類名の付く花