特集 額紫陽花(ガクアジサイ)
特集 額紫陽花(Hydrangea macrophylla)
ガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis)とは、日本原産で、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。昔から関東地方の海岸に自生しており、梅雨時に咲き、紫色の小花が沢山集合した花と言えば思い浮かぶと思います。
樹高は、150~200 cmです。5月~7月に、花序径が15~30 cmある青や白、ピンクの花を咲かせます。花を一塊(ひとかたまり)として見ると、花中央にあって花径0.5~1.0 cmと極小で地味なものが本当の花(両性花)で、 その周辺を囲む花径4~5 cmで目立つ装飾花(萼片)を咲かせます。和名は花周辺の装飾花が額縁のように見えることに拠ります。
■額紫陽花(ガクアジサイ)
一般名:額紫陽花
学名:Hydrangea macrophylla var.normalis
別名:ガクバナ、ガク、ガクソウ、アジサイ
英名:Lacecap hydrangea
生息分布:沿海地の沢
樹高:2-3m
葉質:厚い、光沢有(両面共、無毛)
葉形:卵状楕円形ー長楕円形(葉先は尾状に伸び無い)
花序径:10—20cm
装飾花径:3-8cm
花色:土質による変化有(花色:藍色、ピンク、白、紫)
■山紫陽花(ヤマアジサイ)
ガクアジサイは、ヤマアジサイと似ています。ヤマアジサイに関しては、こちらを→特集 山紫陽花(ヤマアジサイ)ご覧ください。
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