特集 花名に「農産物」 ポスト 特集 花名に「農産物」 ニンニク、ジンジャー(生姜)、ミョウガ、などの名前が付く植物を集めました。 ■関連ページ 特集 花名に「農産物」ニンニクカズラ花名に「農産物」 ニンニクカズラとニンニク 左:植物のニンニクカズラ(大蒜葛)。ニンニク臭がすることから命名された。 右:ネーミングの元となる、農産物のニンニク(大蒜) ニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)とは、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。 蔓の長さは2m~4mになります。葉は光沢がはある緑色で長さ8 cmの三ギョウジャニンニクギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis var. platyphyllum)とは、ヒガンバナ科の多年草です。 別名で、ヤマニンニク(山大蒜)、ヤマビル、ヒトビロ、キトビロ(若芽)とも呼ばれ、古名はアララギと呼ばれました。 北海道~本州の湿気がある日当たりの良い山地の林内に生息します。地下茎は棕櫚状繊維で包まれた鱗茎(球根植物)です。 草丈は40〜60 cmで、茎は太ピンクジンジャーピンクジンジャー(Pink ginger、学名:Alpinia purpurata 'pink')は、レッドジンジャーの園芸品種で、ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草です。原種のレッドジンジャー(Red ginger、アルピニア・プルプラタ(Alpinia purpurata)は、タイやマレーシアなどの熱帯アジアに自生し食用となるショウガ(生姜)の仲間です。花のように見えるのはトーチ状の苞です。トーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etliシェル ジンジャーシェル・ジンジャー(Shell Ginger、学名:Alpinia zerumbet)とは、インド、東南アジア原産で、ショウガ科ハナミョウガ属の常緑多年草です。日本では主に沖縄に自生します。別名で、ゲットウ(月桃)や、アルピニア(Alpinia)、サンニン(沖縄語)とも呼ばれます。 草丈は、200~300cmです。葉は緑色、楕円形で、互生して付きます。 5月~6月に30~50cmの穂状花序を伸ばしヤブミョウガヤブミョウガ(藪茗荷、学名:Pollia japonica)とは、中国、朝鮮半島、台湾、日本の東アジア原産で、ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草です。関東地方以西の山野で湿気の多い土地に群生します。草丈は、50~100cmです。葉は楕円形で互生して付きます。 8月~10月に、細い茎先に円錐花序を伸ばし、花冠径0.8cmの白い3弁花と3枚の萼片を持つ白い小花を多数付けます。花は両性花と雄花が同株に付きシャンプージンジャーシャンプージンジャー(Zingiber zerumbet)はインド、マレー半島原産で、ショウガ科ショウガ属の多年草です。熱帯雨林の林床に自生します。ハワイへはポリネシア人によって持ち込まれました。 塊茎から60~100cmの偽茎を出し、夏に円錐形の頭花を咲かせます。頭花は最初緑色で鱗片が重なりあってその間から黄白色の小花咲かせます。その後、頭花は鮮紅色になり香りのある粘液で満たされます。現地ではインドネシアン・ワックスジンジャーインドネシアン・ワックス・ジンジャー(Indonesian wax ginger、学名:Tapeinochilos ananassae)は インドネシア、マレーシア原産でオオホザキアヤメ科タペイノキロス属の多年草です。地下茎が発達しています。松毬の(まつかさ)のように見えるのは 苞が重なってできた花序です。実際の花は苞から少しはみしています。出ている黄色い小さなものです。苞色は赤が主ですが、他に橙 他の特集特集 ハイジの花道特集 ハイジの花道 スイスアルプス「ハイジの花道」で咲いていた花をご紹介します。アルペン・アスター(Alipne aster、学名:Aster Alpinus)、エーデルワイス(Leontopodium alpinum)、イエロー・アコナイト(Aconitum lycoctonum)、クロスゲンチアナ(Kreuz-Enzian、学名:Gentiana cruciata)、ヤシオネ・ペレンニスウの花日本語の花名の頭文字が"ウ"で始まる花を集めました。"ウ"から始まらないものでも、別名が"ウ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。フウロ(風露、Geranium)特集フウロ(風露)-ゲンノショウコ,アメリカフウロ,チシマフウロ,ハクサンフウロ,アケボノフウロ,エゾフウロ、グンナイフウロ特集 4月の白い花1特集 4月の白い花1 4月に咲く白い花一覧を作りました。白い花は他の色の花より多いので2つに分けました。これは「その1」です。 花の受粉は動物や、風、水などで行われます。動物で行われる場合は、蝶や蛾、蟻による虫媒花や、スズメバチやコウモリなどによる鳥媒花などがあり、媒介者に来て貰うために各種仕組みを設けています。例えば、目立つ花色や、臭いの発散、止まりやすい花弁の形状や肌触りの提供、花蜜の特集 4月の赤い花特集 4月の赤い花 ■関連ページ 特集 4月の赤い花特集 幹生花・幹生果「幹生花・幹生果」とは、熱帯林地域でよくみられる主茎や木の幹から直接、花や果実を結実する植物のことです。「幹生花・幹生果」は「Cauliflory」と呼ばれますが、花や果実が付く場所により名前が異なり、茎に生えるものは「cauliflora(茎生の)」、主幹にのみ結果するものは「trunciflora(幹生の)」、太い幹にのみ結果するものは「ramiflora)」と3種に分類されます。「幹生花・幹