ウの花 ポスト 日本語の花名の頭文字が"ウ"で始まる花を集めました。"ウ"から始まらないものでも、別名が"ウ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。ウィンターコスモスウィンターコスモス(Winter cosmos、学名:Biden laevis)は、北米・メキシコ・ガテマラ原産で、キク科センダングサ属の耐寒性多年草/一年草です。和名ではキクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)と呼ばれます。初夏〜冬に、黄色や、ピンク、白地に黄色の複輪、黄色地に白の複輪などの五弁花を咲かせます。花がコスモス(Cosmos)と似ていて、冬にも咲いているのことが花名の由来です。しかし、コウォーターポピーウォーターポピー(Water Poppy、学名:Hydrocleys nymphoides)とは、ベネズエラ〜アルゼンチン等の熱帯南米原産で、ハナイ科ヒドロクレイス属の半耐寒性水生多年草です。草丈は10 cm程で地中に根を張り水面に葉を浮かべる浮葉植物(水草)です。緑色の葉は広楕円形で厚みと光沢があり、葉幅は50 cm程になります。初夏〜秋、水面から出た花茎先に鮮黄色の3弁花を咲かせます。ポピー(ウコンウコン(鬱金、学名:Curcuma longa)とは、インド原産で、ショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草です。ウコンといえば主に、秋ウコンのことを差します。英名ではターメリックと言います。 秋に白花を咲かせ(実際にはこれは苞葉で、本当の花は小さい黄色もの)です。白い苞葉の先が僅かに紅色を帯びています。 香辛料ースパイス 根茎は香辛料として使われます。根茎の断面はオレンジ色で、苦味と辛味はさほウシノシタウシノシタ(牛の舌、学名:Streptocarpus wendlandii)は南アフリカのナタール原産で、イワタバコ科ストレプトカーパス属の非耐寒性多年草です。茎を伸ばさず、発芽した時に1枚だけが肥大し牛舌に似た大きな子葉となり、一生、本葉を出さずに過ごす単葉種です。初夏に多数出た細い花茎に紫や白い筒状花を横向きに咲かせます。小花の先端は5裂します。花後に成る果実はらせん状に捩れた紙縒り(こより)ウスギコンロンカウスギコンロンカ(薄黄崑崙花、ムッサエンダ・ルテオラ、学名:Mussaenda luteola)とは、スーダン東部原産で、アカネ科コンロンカ属の常緑半蔓性小低木です。ムッサエンダ・ルテオラとも呼ばれます。複集散花序を出して薄黄色の小花を咲かせます。額片の1枚だけが白くて大きいので目立ちます。一般的なコンロンカ(崑崙花、学名:Mussaenda parviflora)は、もっと濃黄色花を咲かせます。ウツボグサウツボグサ(靫草、学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica)は、中国、日本、台湾、朝鮮、インドの北半球原産で、シソ科ウツボグサ属の多年草「セイヨウウツボグサ」の1亜種です。北海道から九州の草地や山野の陽の当たる場所に自生します。 茎は地上で匍匐し、節には長いひげ根があります。茎は4稜で斜上後に直立します。披針形の葉が茎に対生して付きます。夏に、花茎からウツボ(靫)ウナダレヒレアザミウナダレヒレアザミ(項垂れ鰭薊、学名:Carduus crispus)は、ヨーロッパ原産で、キク科ヒレアザミ属の多年草です。日本に帰化した植物です。全身に棘があり、茎に鰭状のヒラヒラがあります。大きな花を俯き加減に咲くのが名前の由来です。 一般名:ウナダレヒレアザミ(項垂れ鰭薊)、学名:Carduus crispus、又名:Welted thistle、Curly plumeless thiウメバチソウウメバチソウ(梅鉢草、学名:Parnassia palustris)は、北半球原産で、ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草です。日本では、北海道~本州、四国九州の山地に自生します。梅花に似ていることから花名の一部にウメ(梅)と付きます。 夏〜秋に、1つの花茎に1輪の白い小花と、1枚の葉(苞葉)が付いています。雄蕊は10本あるように見えますが、5本が雄蕊で、残り5本は花粉をださない仮雄蕊(かりゆうずいウラシマソウウラシマソウ(浦島草、学名:Arisaema urashima)は、サトイモ科テンナンショウ属の耐寒性・非耐乾性・多年草(宿根性)の野草です。林の木陰等に自生します。葉茎の先端に10数枚の小葉を鳥足状に出します。春に、花茎から、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつけます。花序は多数の蕊から出来ています。雌雄異株で、雄花は雄蕊だけ、雌花は雌蕊だけから作られており、どちらにも花弁はありません。小型の花序に雄花 キバナアマキバナアマ(黄花亜麻、学名:Reinwardtia indica)は、中国雲南省やインド北部、パキスタンの高山に生息するアマ科キバナアマ属の常緑灌木です。樹高は50〜150 cm程です。葉は緑色で互生し葉身は10 cmで先端が尖った長卵形をしています。花茎先端に1輪または数厘の濃黄色の五弁花を咲かせます。花径は4 cm程です。開花期は自然界では、11月〜翌年4月ですが、園芸品はもっと長期間咲いていクンシランクンシラン(君子蘭、学名:Clivia miniata)は南アフリカとスワジランド原産で、ヒガンバナ科クンシラン属の半耐寒性常緑多年草です。原産地では森林の半日陰地に自生しますが、日本では主に種子で増やします。英名ではKaffir lily(カファ・リリィ)、花が上向きに咲くので別名でウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)、属名のクリビア(Clivia)でも呼ばれます。 草丈は45〜60 cmです。ウナズキヒメフヨウウナズキヒメフヨウ(首肯き姫芙蓉、学名:Malvaviscus arboreus)は、熱帯アメリカ原産で、アオイ科ヒメフヨウ属の非耐寒性常緑低木です。花名の由来は、ヒメフヨウ属で、花弁が開かず下向きに咲くことによります。単に、ヒメフヨウ(姫芙蓉)と呼ぶこともあります。英名では、トルコ人が被る帽子に似ていることから、タークスキャップ(Turk's cap)や、Turk's turban、Sleeepチャービルチャービル(Chervil、学名:Anthriscus cereifolium)とは、ヨーロッパ、西アジア、ロシア南部原産で、セリ科シャク属の耐寒性一年草です。 葉は回羽状複葉です。 夏に、散形花序を伸ばし白い小花を咲かせます。葉は柔らかく、鮮緑色をしていて切れ込みがあります。 葉は、料理用ハーブとして、サラダや、スープ、ソース等に用いられます。また、消化や、血液浄化、発汗作用に対する薬効があるとチユウキンレンチユウキンレン (地湧金蓮、学名:Ensete lasiocarpum)は、中国雲南省原産で、バショウ科ムセラ属の耐寒性多年草です。雲南省では2000mの山地に自生します。日本へは2000年の淡路花博時に、日本に渡来しました。別名で、ウンナンチユウキンレン(雲南地涌金蓮)、ムセラ・ラシオカルパ(Musella lasiocarpa)、チャイニーズイエローバナナ(Chinese yellow banウスベニコザクラウスベニコザクラ(学名:Primula rosea)はヒマラヤ原産で、サクラソウ科サクラソウ属の高山性耐寒性多年草です。草丈10 cm以下で、長楕円形~披針形の根生葉から花茎を出して、冬に散形花序を伸ばしピンクの花を数輪咲かせます。 花は筒状で先端が5裂し平開し先端にハート状の切れ込みがあります。花の基部は黄色い。花弁の中に5本の雄蕊があります。 一般名:ウスベニコザクラ(薄紅小桜)、学名:Prルリタマアザミルリタマアザミ(瑠璃玉薊、学名:Echinops ritro)はキク科エキノプス属の耐寒性多年草です。銀色をした茎先に球形で紫色の葱坊主のような花を咲かせます。葉は柔らかく、葉縁が鋭利に切込んだ羽状全裂ですが葉裏には薄い色の綿毛が生えています。エキノプスという学名は、ハリネズミに似ているということに拠ります。似た花に同科ヒゴタイ属のヒゴタイ(平行帯)がありますが、ヒゴタイは羽状の葉ですが硬く、葉縁ウェデリアウェデリア(Wedelia、学名:Sphagneticola trilobata、シノニム:Wedelia trilobata)は、フロリダ南部〜熱帯アメリカ原産で、キク科ハマグルマ属の非耐寒性蔓性多年草です。草丈は15〜30cmで、蔓性の茎が3-5mに伸長し地面を這います。和名では、アメリカハマグルマと呼ばれます。夏に黄色い花を咲かせます。草丈が低いことや成長が早く乾燥に強いことからグランドカバセンニンソウセンニンソウ(仙人草、学名:Clematis terniflora)は キンポウゲ科センニンソウ属のツル性多年草です。夏に、葉腋から3出集散状花序を伸ばし白い小さな4弁花(実際は萼片)を咲かせます。ボタンヅル(牡丹蔓)と似ていますが、センニンソウの葉には切れ込みがなく、ボタンヅルにはボタンの葉のような切れ込みがあります。また、センニンソウは草で、 ボタンヅルは基部が木質化しており、木に分類されますウラベニホテイシメジウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地、学名:Entoloma sarcopum)は、イッポンシメジ科イッポンシメジ属の 大型の食用キノコです。コナラなどの広葉樹下に自然発生し、 形状は、傘状の、いわゆる、キノコ型です。柄は白く硬く長く、全体的にずっしりしています。 最初、胞子は薄黄色ですが、熟すと薄紅色になり、その結果、襞(ひだ)も薄紅色に染まります。食用キノコとしては、傘が大きく柄も充実しています ウワバミソウウワバミソウ(蟒蛇草、学名:Elatostema involucratum)は日本、中国原産で、イラクサ科ウワバミソウ属の群生する多年草です。山野の杉林下の薄暗い湿った場所に生えます。ウワバミ(大蛇の別名)が出没しそうな場所に生える草というのが和名の由来です。茎は多肉質で水分を含んでいるのでミズナとも呼ばれます。この茎や根は加熱して山菜としてべ食べられます。葉は濃緑色です。秋に、葉序に種(ムカゴ)ウパスノキウパスノキ(upasの木、学名:Antiaris toxicaria)はインド東部からマレーシアなどの東南アジアに分布するクワ科ウパス属の常緑高木です。樹高が50mを超える巨木もあり、樹径は40cm、樹皮は灰色です。緑色の長楕円形の葉には葉柄があり互生してつきます。株は雌雄同株で、花は雌雄異花です。雄花は花枝先端に板状に多数集合して付き、雌花は短い花柄に1個ずつ付きます。花後に成る果実は液果で濃紅ギンドロギンドロ(銀泥、学名:Populus alba)は、西アジア~欧州チュ南部原産で、ヤナギ科ハコヤナギ属の耐寒性落葉高木です。樹皮に菱形の模様があります。葉表は濃緑色をしていますが、葉裏はフェルトの綿毛で覆われたようで銀白色に見えます。雌雄異株です。葉が展開する前の春に、葉腋から尾状花序を垂下します。花は穂になり、花冠も萼片もありません。雌花は黄緑色で長さ5cm程で柱頭は2個あり2裂します。雄花穂はウスユキソウウスユキソウ(薄雪草、学名:Leontopodium japonicum)は、日本と中国原産で、キク科ウスユキソウ属の耐寒性多年草です。北海道~九州の、低山帯~亜高山帯に自生します。地下茎からロゼット葉と直立した花茎を出します。白い花のように見えるものは苞葉です。白い綿毛が全草に密集するので、和名は薄雪に見立てて命名されました。セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草=エーデルワイス(Edelweiss)メコノプシス・カムブリカメコノプシス・カムブリカ(学名:Papaver cambricum)は西ヨーロッパ原産で、ケシ科メコノプシス属の耐寒性多年草です。春~夏に、茎先に黄色~橙色を咲かせます。他のメコノプシス属が種子の発芽率が低く栽培が難しいのに対し、本種はこぼれ種でも発芽するほど栽培が容易です。有毛なメコノプシス属が多い中、本種はほぼ無毛です。 園芸品種は花色が多く、黄色や橙、朱色があります。 葉は、緑色でシダのよう梅 鹿児島紅鹿児島紅(カゴシマコウ、学名:Prunus mume 'Kagoshimako')は、バラ科サクラ属の落葉小高木「ウメ(梅 、学名︰Prunus mume)」の栽培品種です。カゴシマベニとも呼ばれます。 樹高は3~6 mです。展葉前の2月~4月に、1節に1花を咲かせます。花は、濃紅色の八重で直径2~3 cmの中輪花を平開します。雄蕊の紅色が目立ちます。花後に径2~3 cmの球形をした核果が成り、黄ウコンザクラウコンザクラ(鬱金桜、学名:Cerasus Sato-zakura Group ‘Grandiflora’)は、バラ科サクラ属オオシマザクラ系サトザクラの園芸品種です。別名でウコン(鬱金)や、ウコンノサクラ(右近ノ桜)、アサギ、アサギザクラ(浅黄桜)とも呼ばれます。4月中旬に、ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色の八重咲き大輪花を咲かせます。花色は開花時には黄緑色ですが、開花後、徐々に白くなり、最ウツボカズラウツボカズラを調べていて面白いことに気付きました。学名のNepenthes rafflesiana(ネペンテス・ラフレシアナ)の種小名「rafflesiana(ラフレシアナ)」が、世界最大の花「ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii)」や、シンガポールの超高級ホテル「ラッフルズホテル(Raffles Hotel)」、このウツボカズラ自体も関係があるということ。 どアイラトビカズラアイラトビカズラ(相良飛び葛、学名:Mucuna sempervirens)は、中国原産で、マメ科トビカズラ属の熱帯性常緑蔓性植物です。揚子江流域に自生し、赤紫(竜骨弁と翼弁)と黄色(旗弁)から成る花を10~20個房状に垂下して咲かせます。 一般名:アイラトビカズラ(相良飛び葛)、学名:Mucuna sempervirens(ムクナ・センペルビレンス)、別名:トビカズラ(飛び葛)、ムクナ、ウウチワサボテンウチワサボテン(団扇サボテン、学名:Opuntia ficus-indhica)はメキシコ原産でサボテン科ウチワサボテン属の多年生灌木です。茎は緑色で、形は扁平な団扇形や円筒形をしており、表面に刺があります。初夏に雄シベを多数持つ黄色い花を咲かせます。花後の晩夏~秋に、赤紫色または黄色いカクタスペア(cactus pear)と呼ばれる果実を付けます。この果実と茎は食用になります。サボテンなので、葉 ウンカリナ・グランディディエリウンカリナ・グランディディエリ(学名:Uncarina grandidieri)はマダガスカルの砂漠地帯に自生するゴマ科ウンカリナ属の落葉小高木です。黄色い筒状花の先端が5裂し、喉部は暗紫色をしています。花は一日花です。果実に鈎爪状の突起物があり、刺さると抜け難いです。果実の棘を食べたライオンが口内から棘が取れなくなり、食べ物を摂取できなくなり死んだことから’ライオン殺し’という別名があります。まウマノチャヒキウマノチャヒキ(馬の茶挽、学名:Bromus tectorum)とは、ヨーロッパからの帰化植物で、イネ科スズメノチャヒキ属の一・二年草です。日本全国に逸散し、人の手が入らない空き地や荒地で繁殖しています。全草に軟毛があり、茎は中空で細く直立しますが、穂が重く垂れ下がります。初夏〜夏に、緑色の小花を咲かせますが、葉や茎色と同色で、しかも小さいため目立ちません。全体的に咲きはじめは緑色をしていますが、ウツギウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)は日本、中国原産で、アジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。北海道~九州・奄美大島の山野林道の日照地に自生します。樹高1~2mにしかなりません。よく分枝して株立状になります。別名でウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。ウツギとは茎の中が空という意味で付けられました。 初夏に、側枝先端から円錐花序を伸ばし、多数の小さな白い五弁花を咲かせます。雄蕊の花糸ウラジロヨウラクウラジロヨウラク(裏白瓔珞、学名:Menziesia multiflora )は、ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木です。本州の太平洋側山地の湿地や林縁に自生します。 春~夏に、茎から総状花序を伸ばし、釣り鐘型で桃色の花を数個束生して下向きに咲かせます。花の先端が5浅裂し反り返ります。ドウダンツツジ(満天星躑躅)と似ています。花名は、葉裏が白いことと、花形が瓔珞仏像(ようらくぶつぞう)の装身具にウリハダカエデウリハダカエデ(瓜膚楓、学名:Acer rufinerve)は、日本固有種で、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。本州、四国、九州の山地に自生します。樹皮の青緑色が瓜の膚に似ていることが和名の由来です。春に総状花序を伸ばし10~15輪の薄黄色~薄緑色の小花を咲かせます。夏~秋に翼果を成らせます。葉は秋に黄葉します。 一般名:ウリハダカエデ(瓜膚)、学名:Acer rufinerve 、分類名ウモウケイトウウモウケイトウ(羽毛鶏頭、学名:Celosia argentea var. plumosa)は、アジア~アフリカ原産でヒユ科ケイトウ属の非耐寒性一年草「ケイトウ(鶏頭、学名:Celosia argentea )」の園芸品種です。花冠が羽毛のように柔らかいケイトウなので、フサゲイトウ(房鶏頭)とも呼ばれます。プルモサ(plumosa)系の鶏頭で、英名でも羽毛鶏頭を意味する 'Feather cockボタンウキクサボタンウキクサ(牡丹浮草、学名:Pistia stratiotes)は、南米やアフリカ原産で サトイモ科ボタンウキクサ属の熱帯性水草です。 ユニークな植物で似たものいないため1属1種とされます。暖帯~熱帯地域の湖沼や水田、河川に自生します。 葉は薄緑色で楕円形をしておりレタスに似たロゼット状で、 株の下に根を伸ばします。 両生花で、5月~10月(暖地では周年)に葉の隙間から、小さな仏炎苞に包まれたゴールデン・カップゴールデン・カップ(Golden cup、学名:Solandra maxima)は、メキシコ、コロンビア、ベネズエラなどの中南米原産で、ナス科ソランドラ属の蔓性常緑低木です。葉は緑色で光沢があります。花弁には、5本の紫褐色の筋が入ります。花はカップ状で20㎝程と大きく、中に長い雄蕊があります。花にはココナッツに似た芳香があり、特に夜に強く臭って、受粉者となる蝙蝠を引き寄せます。花は、開花時には白まネメシアネメシア(Nemesia、学名:Nemesia strumosa)は、南アフリカ固有種で、ゴマノハグサ科ネメシア属の非耐寒性の落葉一年草または宿根草です。単にメネシアと言うとこのネメシア・ストルモサ(Nemesia strumosa)を指します。原産地では9月~10月に、小さな総状花序を伸ばし唇形で色鮮やかな花を束状に咲かせます。品種には、一年草のストルモサ(学名:Nemesia strumosaウスバサイシンウスバサイシン(薄葉細辛、学名:Asarum sieboldii)は徳之島固有種で、カンアオイ(寒葵)の一品種です。葉質はカンアオイより薄く、味が辛い。春に開花します。根と根茎が漢方薬となります。 一般名:ウスバサイシン(薄葉細辛)、学名:Asarum sieboldii、開花期:3月~5月。 ウスイロジンチョウゲウスイロジンチョウゲ(薄色沈丁花、学名:Daphne odora f. rosacea)は花色がピンクになるジンチョウゲ(沈丁花)の園芸品種でです。 ジンチョウゲの詳細は、ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora)をご参照ください。 一般名:ウスイロジンチョウゲ(薄色沈丁花)、学名:Daphne odora f. rosacea。チューリップチューリップ(学名:Tulipa L.)とは、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。 春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。 日本で主に栽培されているのは、ツ―リップの園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:T. gesneriana)」です。 日本では富山県と新潟県の2県でほぼ10割を占めます。 属名「Tulipa」は、トルコ語ラグラスラグラス(Lagurus、学名:Lagurus ovatus )とは、地中海沿岸原産で、イネ科ラグラス属の一年草の帰化植物です。別名で、ウサギノオ(兎の尾)、やウサギノシッポ(兎の尻尾)とも呼ばれます。 逸散して道端に生えています。花穂が兎の尻尾に似て愛らしく、 白く柔らかい感じがするので園芸品種として育種されています。 エノコログサ(猫じゃらし、学名:Setaria viridis)や、 浜辺にウンリュウヤナギウンリュウヤナギ(雲竜柳、学名:Salix matsudana var. tortuosa)は、中国原産でヤナギ科ヤナギ属の落葉高木 「ネッカヤナギ」(ペキンヤナギ、学名:Salix matsudana var. matsudana)の栽培変種です。樹幹は灰褐色、枝色は黄褐色で無毛、捩れがあります。 ペキンヤナギの枝は捩じれず、屈曲しません。葉形は線状披針形で大きく波打ち先端が尖っています。 葉縁ウメ梅(ウメ、学名:Prunus mume) は、中国原産で、バラ科の落葉小高木です。中華民国の国花とされます。日本には奈良時代に中国から渡来し、それ以降長く愛でられており、万葉集にも多数の歌が詠まれています。園芸品種が多数作られており、現在では300種以上あると言われます。幹は湾曲し枝は横に張り出します。若枝は斜上します。 梅の系統には、花を観賞する「花梅」と、果実を収穫する「実梅」があります。梅のオオマルボンオオマルボン(大丸盆、学名:Opuntia robusta)は西インド諸島原産で、サボテン科ウチワサボテン属の多年生草本・灌木です。サボテンなので葉は退化して、有りません。別名で食用団扇仙人掌と呼ばれ、果実が食用となります。茎は帯白色の青緑色で、円形、肉厚で、棘があります。夏、茎頂に黄色い花を咲かせます。 一般名:オオマルボン(大丸盆)、学名:Opuntia robusta、別名:Wheel cウワミズザクラウワミズザクラ(上溝桜、学名:Padus grayana)は中国と日本原産で、バラ科ウワズミザクラ属の落葉広葉高木です。日本では、北海道、本州~九州の山地で日当たりが良く水はけの良い場所に自生します。春、ブラシのような総状花序を伸ばし白い五弁花を多数出咲かせます。花は白いカリステモン(=ブラシノキ(学名: Callistemon speciosus))の花に似ています。 一般名ウワミズザクラ(上キソウテンガイキソウテンガイ(奇想天外、学名:Welwitschia mirabilis )は、アフリカ・ナミブ砂漠の固有種で、 ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属の裸子植物です。本種だけで、1科1属1種を構成します。ナミビアの国花です。葉は生涯に2枚しか出さず、一生延び続けます。雌雄異株で、雌花、雄花ともに松笠状をしています。花は葉腋に穂状に付きます。日中は極暑で、降水量が極少の砂漠地帯を生き延びるために植ウラジロモミウラジロモミ(裏白樅、学名:Abies homolepis)は、日本特産で、マツ科モミ属の耐寒性常緑針葉高木です。雌雄同株。和名はモミの木に似ていることと、葉裏が著しく白いことに拠ります。日本では、福島県南部から紀伊半島、四国の高地に自生します。長楕円形の松ぼっくりは最初紫色ですが後に橙褐色になります。モミの木と同様、クリスマスツリーに用いられます。また、木はシンボルツリーに、材は建築用に使われま侘助椿 太郎冠者侘助椿 太郎冠者(タロウカジャ、学名:Camellia wabisuke cv. tarokaja)は侘助の一種で、ピンクで一重の開き切らない花を咲かせる椿です。 梅 朱砂台閣梅 朱砂台閣(ウメ シュサタイカク)、学名:Prunus mume "Syusataikaku")は、中国原産で、花の中に花が咲く「二段咲き品種」です。「砂台閣」とも呼ばれます。 朱砂梅は枝が真上や斜上に真っ直ぐ伸びて、垂れ下がったりアーチ状に捩じれない梅の品種です。「台閣」とは、花が咲く際に花の成長点が再分化して花芽を作る品種です。朱砂台閣の蕾は、赤紫色で楕円形、花弁は赤紫色で多重、新枝は濃紅色梅 藤牡丹枝垂梅 藤牡丹枝垂(フジボタンシダレ、学名:Prunus mume 'Fujibotan-shidare')は、日本で品種改良された花梅・豊後系・豊後性・遅咲き性、薄紅色、八重咲き、大輪枝垂れウメ(梅)*)です。 *)ウメ(梅)とは、早春、葉より早く若枝に、五弁または八弁の香りの良い白または紅、ピンクの小花を多数咲かせるバラ目バラ科サクラ属の落葉高木です。 一般名:フジボタンシダレ(藤牡丹枝垂)、梅 粉紅朱砂梅 粉紅朱砂(ウメ フンコウシュサ、学名:Prunus mume ”Fenhong zhusac")とは、ウメ(梅)の栽培品種の一つで李系の梅です。梅は展葉前に花が咲きます。 朱砂型の梅は、枝が真直ぐか斜めに伸びて、捻じれや垂れ下がりがありません。新年枝の木質部は深紅色をしているのが特徴です。葉は卵形又は楕円形、葉長4~8cm、葉幅2.5~5cm、葉縁に小鋸歯有り、葉色は灰緑色です。蕾は楕円形で紫ウグイスカグラウグイスカグラ(鶯神楽、学名:Lonicera gracilipes var. glabra)は、日本固有種で、スイカズラ科スイカズカ属の落葉低木です。日本全国の山野に不通に自生しています。茎花は無毛です。本州~四国の山地に分布します。 一般名:ウグイスカグラ(鶯神楽)、学名:Lonicera gracilipes var. glabra、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マツムシソウ目スイカズキタヤマスギキタヤマスギ(北山杉、Kitayama sugi、学名:Cryptomeria japonica var. radicans)はヒノキ科スギ属の常緑針葉高木「スギ(杉)」の1変種で、日本海側の豪雪地帯に分布します。アシウスギ(芦生杉)や、ウラスギ、ダイスギ(台杉)とも呼ばれます。本種はスギ(C. japonica)に比べ葉の角度が狭く先端が内側に曲がります。根元近くから数本の幹に分枝して株立ちしたウラジロガシウラジロガシ(裏白樫、学名:Quercus salicina)は、朝鮮半島、台湾、日本原産で、ブナ科コナラ属の常緑広葉高木です。日本では宮城県・新潟県以南~九州、沖縄に自生します。雌雄同株で穂状花序を伸ばします。名前は葉裏が白いことに拠ります。どんぐりは2年目の秋に成ります。木材は硬く緻密、白蟻にも強いので建築材として使われます。 一般名:ウラジロガシ(裏白樫)、学名:Quercus miyウスズミザクラウスズミザクラ(淡墨桜、学名:Prunus pendula Maxim form. ascendens)は、バラ科サクラ属の落葉広葉高木「サクラ」のエドヒガン系の野生種です。花は咲き始めは淡紅色で地理際に淡い墨色を含んだ色になることが名前の由来です。ウトリクラリア ロンギフォリアウトリクラリア・ロンギフォリア(学名:Utricularia longifolia)は、ブラジル原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の大型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に捕虫嚢を持ち、プランクトンや微生物を採食します。夏に、ミルトニア(Miltonia)に似た薄紫の花を咲かせます。 ウトリクラリア・ロンギフォリダンコウバイダンコウバイ(檀香梅、学名:Lindera obtusiloba)は、日本、中国、朝鮮半島原産で、クスノキ科クロモジ属の落葉広葉低木です。日本では、関東以西の本州~四国、九州の山地い自生します。葉の展開前に、芳香のする黄色い花を枝に密集させて咲かせます。花はサンシュユと似ていますが、開花時期が遅いです。同属の花にアブラチャンがあります。葉は広卵形で3浅裂し、最初は緑色ですが、秋に黄葉します。枝に芳ツバキ ウタマロツバキ ウタマロ(椿 歌麿、学名:Camellia japonica 'Utamaro')淡桃地紅吹掛絞、一重、盃状咲、中輪、秋咲、実生、花径:7~9 cm、11月現在開花中。 椿の原産地は、日本(本州〜九州)、台湾、朝鮮半島。 特集「椿」 https://www.flower-db.com/ja/special/23/2 Feature Camellia https://www 梅 美人梅美人梅(ビジンウメ、学名:Prunus × blireana)は、フランスの園芸品種で、バラ科サクラ属の耐寒性落葉低木です。ウメ(梅、学名:Japanese apricot)とミロバランスモモ(紅葉李、Cherry plum、purple-leaved plum、学名:Prunus cerasifera)との交雑種であるスモモウメです。日本へはアメリカ→中国を経て渡来しました。 実梅(タイプは下記アメリカシャガアメリカシャガ(学名:Neomarica northiana)は、ブラジル原産で、アヤメ科ネオマリカ属の常緑多年草です。地下にランナーを走らせ繁殖します。花は3枚ずつの外花被片と内花被片から構成されます。外花被片は大きく、細長でく白色で目立ち、基部に茶色・黄色斑があります。内花被片は立ち上がり、小さな鮮青色に白筋が入った部分は先端が内側に巻き、基部近くは茶・黄色斑があります。 名前の一部にシャガホテイアオイホテイアオイ(布袋葵、学名:Eichhornia crassipes)は、南米アマゾン川流域原産で、ミズアオイ科ホテイアオイ属の浮遊水生植物です。ホテイソウ(布袋草)や、ウオーター・ヒアシンス(water hyacinth)とも呼ばれます。草丈は20~40cmです。夏に朝開き夕方に萎れる薄紫色の花を一日花を咲かせます。花が咲き終わると花茎を曲げて先端を水中に伸ばし果実を水の中で育てます。熟した果実パキスタキス・ルテアパキスタキス・ルテア(学名:Pachystachys lutea)とは、中南米、西インド諸島原産でキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木です。別名で、学名のパキスタキス(Pachystachy)や、パキスタス、ロリポップ・プラント(Lollipop plant),ロリポップス(Lollypops)、Golden Candle(ゴールデン・キャンドル)、Golden Shrimp Plant(ゴールウバメガシウバメガシ(姥目樫、学名:Quercus phillyraeoides)は、日本原産で、ブナ科コナラ属の常緑広葉小高木です。雌雄同株、雌雄異花です。雄花は枝先から紐状の穂状花序に白緑色の花を垂下して咲かせます。雌花は葉腋に小さな5弁花を咲かせます。花後に2cm程のドングリの果実が成ります。 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ブナ目ブナ科コナラ属ウバメガシ種、樹高:5~20 m、葉形:倒卵形、ウンシュウミカンウンシュウミカン(温州蜜柑、学名:Citrus unshiu)は、日本原産で、ミカン科ミカン属の常緑低木とその果実です。関東以南の太平洋や瀬戸内海の沿岸に分布します。初夏に小さな白い五弁花を咲かせます。いわゆる、「ミカン」 のことで、私達が冬に食べている馴染みの果物です。ウンシュウミカンはは虫媒花で、花粉の受粉:ミツバチ(蜜蜂)やマルハナバチ(丸花蜂)といったハチ類です 果実の形は扁平に上下に潰れハマベブドウハマベブドウ(浜辺葡萄、学名:Coccoloba uvifera)とは、熱帯アメリカ・カリブ海原産で、タデ科ハマベブドウ属(ココロバ属)の広葉常緑小中木です。耐風性と耐塩性があるため海岸沿いに植えられます。 樹高は最大8 mになりますが大抵は2~5 m程です。 葉は皮質、直径20~25 cmの円形で葉脈が赤く、葉縁は全縁で幾分波打ち、対生に付きます。 雌雄異株です。総状花序に、直径0.3~0.4 シカクマメシカクマメ(四角豆、学名:Psophocarpus tetragonolobus)とは、タイ、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア原産で、マメ科シカクマメ属の蔓性一年草です。 沖縄名は、ウリズンや、うりずん豆、シカクマーミ、英名では、Winged bean(ウィングド・ビーン)、仏名はharicot aileと言います。 日本では沖縄で商用栽培され、その他の暖地では、家庭菜園や緑化カーテン用にウミブドウウミブドウ(海ぶどう、学名:Caulerpa lentillifera)とは、イワズタ科イワズタ属の海藻です。緑色のキャビアサイズの小さな粒が細い枝にたくさん付いているので、グリーンキャビアやクビレズタ(括れ蔦)、Sea grapeと呼ばれます。 塩味があるのでさっと洗いて生食します。丼物や刺身のつまなど食用となります。 沖縄など琉球諸島で採れますが、最近は養殖されているものが多いです。 ブドウウサギゴケウサギゴケ(兎苔、学名:Utricularia sandersonii)は南アフリカ共和国の固有種で、タヌキモ科タヌキモ属の常緑多年草です。低山の湿地の岩上に生える食虫植物です。根茎を地中に這わせ、根にある補注袋でミジンコやプランクトンを捕食します。細い1本の花茎に1~6輪の花を咲かせます。花の形が兎に似ているのが名前の由来です。花色には白と薄青紫色があります。 一般名:ウサギゴケ(兎苔 パニカム・スモークグラスパニカム・スモークグラス(Panicum capillare)は北米原産で、イネ科キビ属の一年草です。茎は中空で折れやすいです。茎先端と各節に箒状に広がる花穂をつけます。葉は緑色で披針形をしています。夏に緑色の花を咲かせます。花束やアレンジメント、ドライフラワーに使われます。 又名:パニカム・キャピラレ、witchgrass(ウィッチグラス) 、花草黍(ハナクサキビ)、分類名:植物界被単子葉ウチワノキウチワノキ(団扇木、学名:Abeliophyllum distichum)は、朝鮮半島原産で、モクセイ科ウチワノキ属の落葉広葉低木です。早春に、新葉が出る前にレンギョウの花に似た芳香のある花を数個下向きに咲かせます。但し、レンギョウは黄色花を咲かせますが、ウチワノキは咲き始めは薄紅色で咲き進むに従い白色に変化します。花は4深裂氏さらに裂片の先端は2浅裂して閉会します。花後に扁円形の蒴果がなります。ヤブニッケイヤブニッケイ(藪肉桂、学名: Cinnamomum yabunikkei)は、日本、韓国、台湾、中国東部原産で、クスノキ科クスノキ属の常緑小高木です。日本では、中部以南の山地に自生します。初夏に、集散花序を伸ばし薄黄緑色の小花を咲かせます。 一般名:ヤブニッケイ(藪肉桂)、学名: Cinnamomum yabunikkei(キンナモムム ヤポニクム)、又名:マツラニッケイ(松浦肉桂)、ウスバハマセンダンハマセンダン(浜栴檀、学名:Tetradium glabrifolium)は、日本~中国、台湾原産で、ミカン科ゴシュユ属の落葉高木です。本州の三重県以南に自生します。花名は、奇数羽状複葉の葉がセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)に似ていることと、海岸に自生することに拠ります。 一般名:ハマセンダン(浜栴檀)、学名:Tetradium glabrifolium シノニム:Tetrニオイアラセイトウニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花、学名:Erysimum cheiri)はアブラナ科エリシマム属の半耐寒性一・ニ年草です。アラセイトウ=ストック(Stock、学名:Matthiola incana)と似ており、芳香があります。春、茎頂から総状花序を伸ばし小さな4弁花を多数付けます。 花色には、黄色、橙、白、赤があります。草丈別では、背の低い早咲き矮性品種’ベガ’シリーズ(Vega Series)、ウドウド(独活、学名:Aralia cordata)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ウコギ科タラノキ属の多年草です。食用となります。日本では、北海道~九州の山地に自生します。 夏に、葉腋から散形花序を伸ばし白い小花を球状に咲かせます。秋に、黒い液果が成ります。山菜特有のえぐみがあるので、好みが分かれますが、 捨てる部位が無いということで有用な野菜です。 調理方法には、酢味噌和えや、天麩羅、きんぴらなどオオハナウドオオハナウド(大花独活、学名:Heracleum lanatum)は、北半球原産でセリ科ハナウド属の大型多年草です。日本では北海道~近畿の山地~高山の草地に自生します。 海岸等の湿地地帯で見られます。茎は太く、中は空っぽの中空で、節に白毛が密集します。葉は3出複葉で、葉縁はギザギザしています。 初夏に、大きな複散形花序を伸ばし、白い小花を多数集めて咲かせます。左右相称花で、花序周辺の花が大きく華やウサギギクウサギギク(兎菊、学名:Arnica unalascensis var. tschonoskyi)は、日本、千島~アリューシャン原産で、キク科ウサギギク属の高山性多年草です。 日本では、北海道、中部以北の高山の草地に自生します。 草丈は低く、花は黄色い頭花で茎先に一輪咲かせます。葉は緑色のへら形で5脈があります。 花名はキク科の植物で、対生する葉が兎の耳のように見えることに拠ります。 またウトリクラリア・リビダウトリクラリア・リビダ(学名:Utricularia livida)は、南アフリカとメキシコ原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の小型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に小さな半透明の捕虫嚢を持ち、地中のプランクトンや微生物を採食します。とても丈夫で市場で売られています。花は白地に薄紫色の複色の小花を数個咲かせます。同属ジュラシック ツリージュラシック ツリー(jurassic Tree、学名:Wollemia nobilis)は、オーストラリア原産で、ナンヨウスギ科ウォレミア属の針葉高木です。 世界最古の種子植物とされます。この名前は日本でつけられた愛称で、世界共通名(英名)では、Wollemi Pine(ウォレマイ ・パイン)と呼ばれます。ジュラシック ツリーは、幹は複数に分かれ、葉は深緑色です。雌雄同株で木の枝葉が二列に並んで ウチワヤシウチワヤシ(団扇椰子、学名:Licuala grandis)は、サンタクルス島~バヌアツ産原産で、ヤシ科ウチワヤシ属の常緑低木の椰子です。葉は扇形をしています。雌雄異株で円錐花序に薄黄色の小さな6弁花を多数咲かせます。花後に球形の赤い核果が成ります。 又名:マルハウチワヤシ(丸葉団扇椰子)、オウギヤシ(扇椰子),パルミラヤシ(パルミラ椰子)、Fan palm、Vanuatu fan palmウォーターバコパウォーターバコパ(学名:Bacopa caroliniana)はアメリカ南部原産で、オオバコ科オトメアゼナ属の常緑多年草の抽水植物(aquatic plants)です。ビオトープや。アクアリウム、鉢植えに用いられます。夏に水中から青~紫色の小さな花を咲かせます。 一般名:ウォーターバコパ(Water bacopa)、学名:Bacopa caroliniana、又名:ミズバコパ、waterhyウバユリ特徴:ウバユリの葉は心形で網状脈あり ウバユリ(姥百合、学名:Cardiocrinum cordatum)とは、日本原産でユリ科の大型多年草です。関東から九州の山地に自生します。 草丈は60〜100cmになります。 通常、ユリ属の葉は披針形ですが、ウバユリの葉には長い葉柄があり、先端の尖った心臓形で、5枚ほどが輪生状に付きます。葉は食用となります。 7月〜8月に、直立する茎の先端から総状花序を伸デンジソウデンジソウ(田字草、学名:Marsilea quadrifolia)は、世界の温帯及熱帯地域原産で、デンジソウ科デンジソウ属の夏緑性多年草でシダの仲間の水草です。 元々は水田に生える雑草でしたが、今は環境省絶滅危惧Ⅱ種(VU)に指定されています。双子葉の草のように見えますが、柄に胞子嚢があるシダ類です。 夏に緑色の葉を出しますが、冬には枯れます。 葉形は四つ葉で、葉縁に鋸歯はありません。名前の由来クレソンクレソン(cresson、学名:Nasturtium officinale)とは、欧州~中央アジア原産で、アブラナ科オラダンダガラシ属の水生多年草です。非結球の葉野菜です。和名はオラダンダガラシ(和蘭芥子)で、クレソン(cresson)はフランス名です。 繁殖力旺盛で丈夫で成長が早く、水に挿しておけば根が出るほどで、家庭でも簡単に水耕栽培できます。 日本へは明治時代に渡来した野菜で辛子とつくようウラジロタデウラジロタデ(裏白蓼、学名:Koenigia weyrichii、又は、Aconogonon weyrichii)は、日本、千島列島、サハリン原産で、タデ科オンタデ属の高山性多年草です。 北海道、本州中北部の亜高山~高山の岩礫に自生します。雌雄異株です。夏に花茎を出し、茎頂から円錐花序を伸ばし黄白色の小花を多数咲かせます。しかしこの花のように見えるものは萼で、花弁は無い。オンタデ(御蓼、学名:Acフェンネルフェンネル(Fennel、学名:Foeniculum vulgare)は地中海沿岸原産でセリ科ウイキョウ属の多年草です。 ウイキョウ(茴香)とも呼ばれます。 初夏から盛夏に、黄緑色の花茎の先端から小枝を数本放射状に出し、その小枝の先に黄色い小花を密集させた小塊を咲かせます。花後に、小さな長楕円形の枯れ色をした果実が成ります。葉茎や種子は香辛料としてカレー粉の材料となり、葉は魚料理のスパイスとされまウラジロナナカマドウラジロナナカマド(裏白七竃、学名:Sorbus matsumurana)は、日本固有種で、バラ科ナナカマド属の高山性落葉高木です。北海道~本州中部の亜高山~高山に自生します。ナナカマドより樹開花時期が一月ほど遅いです。花や果実はナナカマド(S. commixta)のように枝先からぶら下がらず、直立します。七竃の果実は球形ですが、裏白七竃の果実は広楕円形をしており萼裂片が臍のように残ります。 一ウルシウルシ(漆、学名:Toxicodendron vernicifluum)は、中国、インド原産で、ウルシ科ウルシ属の落葉高木です。北海道~九州に分布します。葉は羽状複葉で、枝先に束生します。樹液が漆器や工芸品の塗料、接着剤に使われますがウルシオールを含んでおり強いかぶれを引き起こすので要注意です。漆(T. vernicifluum)は、ヤマウルシ(山漆、学名:Toxicodendron trichoアンチュ-サ・アズレアアンチューサ・アズレア(学名:Anchusa azurea)は、南欧原産で、ムラサキ科ウシノシタグサ属の多年草です。アレチウシノシタグサやウシノシタグサとも呼ばれます。葉茎に剛毛があります。草丈は最大150cm程と大きくなります。枝は多数分枝し茎頂部から花序を伸ばし、春~初夏に筒型で先端が5深裂して平開する鮮青色の小花を咲かせます。花中央に白い副花冠があります。 世界に35種ほどあり、代表品 スティロメコン・ヘテロフィルムスティロメコン・ヘテロフィルム 又はウィンドポピー(Wind poppy、学名:Stylomecon heterophyllum)は、北米原産で、ケシ科スティロメコン属の一年性野生の罌粟です。本草だけで1属1種を構成します。 学名のスティロメコン・ヘテロフィルムでも呼ばれます。草丈は最大60 cmで、葉は羽状深裂します。春から初夏に、細い花茎先に直径2 cm程の橙色の花を咲かせます。 同じ野生のケウスギモクセイウスギモクセイ(薄黄木犀、学名:Osmanthus fragrans var.thunbergii)は中国南西部原産で、モクセイ科モクセイ属の非耐寒性・非耐陰性・常緑広葉小高木です。 樹幹は丸みを帯びており、樹高は8m程になります。樹皮は灰色です。葉は:濃緑色で皮質、光沢の有る長楕円形で葉縁に鋸歯があり対生に付きます。9月末~10月上旬に新しい葉腋から束生または総状花序を伸ばし、小さな薄黄色の鐘形 他の特集センノウセンノウと花名の一部に花には、センノウ属(Lychnis)、マンテマ属(Silene)、ムギセンノウ属(Agrostemma)がありますが、ここではセンノウ属の花だけをのせます。センノウと付いてもマンテマ属(シレネ属、Silene)とムギセンノウ属(アグロステンマ属、Agrostemma)の花は除外します。特集 観葉植物「特集 観葉植物」には、296種(2024年8月19日現在)の植物を掲載しています。 観葉植物の定義 観葉植物とは、葉の色彩や形を観賞するために栽培される植物(日本国語大辞典)、観葉植物とは、葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物(日本花普及センター)と定義されています。それらの定義によれば、室内で育つ植物、すなわち観葉植物であるわけではなく、屋外で育つものも観葉植物に含まひっつきむしひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫 マの花日本語の花名の頭文字が "マ" で始まる花を集めました。 "マ"から始まらないものでも、別名が "マ" から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。特集 桜草・サクラソウ・さくら草一覧特集 サクラソウ(さくらそう、桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。サクラソウという名前は、サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われますので、日本桜草や西洋桜草が含まれます。 日本桜草 日本桜草は、早春の3月~4月にかけて開花するのでカタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。狭義の意味で特集 花名に「爬虫類」特集 花名に「爬虫類」 蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。 ■関連ページ 爬虫類名の付く花