ヘレボルス・オリエンタリス
- 花名ヘレボルス・オリエンタリス
- 学名Helleborus orientalis
- 別名ヘレボラス・オリエンタリス, Lenten rose, ヘレボルス・オリエンタリス, ヘレボルス, Helleborus, レンテンローズ
- 原産地ギリシャ、トルコ
- 開花場所植物園
- 開花期2月, 3月
- 花言葉大切な人
ヘレボルス・オリエンタリスとは
ヘレボルス・オリエンタリス(学名:Helleborus orientalis)=レンテンローズ(Lenten rose)
ヘレボルス・オリエンタリス(学名:Helleborus orientalis)は、ギリシャ~トルコ原産で、キンポウゲ科クリスマスローズ属の耐寒性常緑多年草です。別名で、レンテンローズ(Lenten rose)と呼ばれます。レンテンローズとはキリスト教のアッシュ・ウェンデー(Ash Wednesday:聖灰水曜日)からイースター(Easter:復活祭)までの期間である「レント(Lent:キリスト教の四旬節)」のことで、花名はその時期に咲くことから付けられました。
草丈は、40~60 cmと、ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger、クリスマスローズ)より高いです。初春に開花する春咲きの花です。花のように見えるものは、萼(ガク)で、実際の花は中心部にある線状のものです。花色(実際は、萼片色)は、原種はピンクですが嚥下品種に赤や桃色、白、緑色などがあります。
同属で似た花に、クリスマスの時期に咲くものはクリスマスローズと呼ばれるヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)があります。
日本では、オリエンタリス(H. orientalis、レンテンロ-ズ)とニゲル(H. niger、クリスマスローズ)を区別せず「クリスマスローズ」と呼んでいますが、別種の植物です。
オリエンタリスとニゲルの比較
■オリエンタルスとニゲルの共通点
オリエンタルス(レンテンロ-ズ)とニゲル(クリスマスローズ)とは、いずれも、キンポウゲ科クリスマスローズ属の常緑多年草です。花弁のように見えるのは萼です。本当の花弁は密腺に変化しています。葉は根出葉で三出複葉です。キンポウゲ科の例に漏れず、有毒植物です。
■オリエンタルスとニゲルの違う点
●ヘレボルス・オリエンタリス(H. orientalis)
レンテン・ローズや春咲きクリスマスローズとも呼ばれる。
日本では、3月~4月上旬に開花、草丈:40~60 cm、花の後ろにある苞葉は数枚に分裂し縁に鋸歯あり、苞葉は大きく目立つ、原種はピンク。
●ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)
丹がーの内、クリスマスに咲く花はクリスマスローズと呼ばれる。
日本では、12月~翌年2月開花、草丈:20~30 cm、花の後ろにある苞葉は1枚で分裂せず縁は全縁(鋸歯:ギザギザが無い)で目立たない。原種は白。
左:オリエンタリス(H. orientalis)=レンテン・ローズ、春咲きクリスマスローズ、右:ニゲル(H. niger、クリスマスローズ)
一般名:ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)、学名:Helleborus orientalis 、別名:レンテンローズ(Lenten rose)、ヘレボルス、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科クリスマスローズ属 、原産地:ギリシャ、トルコ 、草丈:40~60 cm 、花色(実際には、萼片色):赤や桃・白・緑色、花径:3~8 cm、開花期:2月~3月。
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オリエンタリス(H. orientalis)=レンテン・ローズ、春咲きクリスマスローズ
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