キャラボク
Taxus cuspidata var. nana
- 花名キャラボク
- 学名Taxus cuspidata var. nana
- 別名伽羅木, Dwarf Japanese yew, Kyaraboku
- 原産地日本、朝鮮半島
- 開花場所高山, 亜高山
- 開花期3月, 4月, 5月
キャラボクとは
キャラボク(伽羅木、学名:Taxus cuspidata var. nana)は、日本等が原産で、イチイ科の常緑低木「一位(学名:Taxus cuspidata)」の変種です。雌雄異株の裸子植物で枝は横に広がります。葉は螺旋状に付き鋸歯は無く針形で螺旋状射状に枝に付きます。春に雄株には黄色い球形の雄花を、雌株には細長い淡緑褐色の雌花を咲かせます。裸子植物なので花弁はありません。花名の由来は、材がジンチョウゲ科ジンコウ属の高木「伽羅」に似ているからです。イチイとキャラボクの違い以下の通りです。
葉はイチイの方がキャラボクに比べて大きいです。イチイの側枝の葉は水平に2列に並びますが、キャラボクの葉は不規則に螺旋状に付きます。
一般名:キャラボク伽羅木)、学名:Taxus cuspidata var. nana、分類名:植物界球果植物門マツ目イチイ科イチイ属キャラボク種、別名:Dwarf Japanese yew、生息分布:日本海側の多雪地帯、環境:亜高山〜高山、樹高:50〜200cm 樹形:斜に立ち、根元から分枝して横に大きく広がる、葉身長:2〜 5 cm、葉幅:0.2〜1 cm、葉縁:全縁、葉形:針状、葉序:輪生螺旋状、雌雄異株、雄花:直径0.5 cmの球形で淡黄褐色、雌花:直径0.3cmの細長い淡緑褐色、開花期:3月~5月、収穫期:9月~10月、仮種皮色(果実のようなもの):赤、果実径:0.7 cm、食の可否:仮種皮は可で、種子は不可(毒)、用途:庭木、垣根。