エニシダ
有毒植物
- 花名エニシダ
- 学名Cytisus scoparius
- 別名Scotchbroom, common bloom
- 原産地地中海沿岸
- 開花場所庭, 植物園, 公園, 鉢花
- 開花期4月, 5月, 6月
- 花言葉「謙遜」「清楚」
エニシダとは
エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius)とは、地中海沿岸原産で、マメ科エニシダ属の耐寒性低木です。
英名で、common bloom(コモンブルーム)や、Scotch broom(スコッチ・ブルーム) と呼ばれます。
日本へは江戸時代に渡来しました。
樹高は、2~4 mです。
葉は小さい緑色の3出複葉で枝に互生して付きます。
4月~6月に、葉腋から長さ5~10 cmの花序を伸ばし、黄色い直径2cm程の、蝶花の花を、長い枝一杯に1-2個ずつ付けて咲かせます。
花後に長さ4 cm程の黒い豆果が成ります。
用途は、庭植えや、鉢植えです。
エニシダの毒性
全草にスパルティンというアルカロイド毒があり、瞳孔散大、めまい、頭痛、心悸亢進などの中毒症状が、人間はもとより犬猫にも出るので食べてはいけません。
花名の由来
根元から分枝し、花後に箒(英語でbroom)となるので、英名でコモンブルーム(common bloom)、または、Scotch broom(スコッチ・ブルーム)と呼ばれます。
花言葉
「謙遜」「清楚」
エニシダとヒメエニシダの違い
エニシダはヒメエニシダ(姫金雀枝)と似ていますが、耐寒性があり樹高が高く、花は下向きに垂れます。
エニシダ属の仲間
エニシダ属には、以下があります。
・エニシダ(金雀枝、 C. scoparius) ー黄花を咲かせる
・ヒメエニシダ(姫金雀枝、C. x spachianus)-エニシダより小振りな花を咲かせる
・ホオベニエニシダ(頬金雀枝紅、Cytisus scoparius 'Andreanus')-黄色に赤い暈しがはいる
・ピンク(Cytisus scoparius 'pink')-ピンクの花を咲かせる
近縁に、キングサリ(金鎖、学名:Laburnum anagyroides)があります。
一般名:エニシダ(金雀枝)、
学名:Cytisus scoparius、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類マメ目マメ科エニシダ属 、
英名:コモンブルーム(common bloom)、Scotch broom(スコッチ・ブルーム) 、
原産地:地中海沿岸、生息分布:北海道~九州で植栽、
生活型:耐寒性低木、
樹高:2~4 m、
葉色:濃緑色(表)、淡緑色(裏面)、葉形:3出複葉、小葉長:1-1.5cm、葉幅:0.5cm、葉形:長楕円形、葉縁:全縁、葉序:互生、
開花期:4月~6月、花の出る場所:葉腋、花序:束生か総状花序、花序長:5~10 cm、花冠形:蝶花、花色:黄、花径:2 cm、花の付き方:1-2個ずつ、
果実期:4-8月、果実型:豆果、果実長:4 -5cm、果実色:黒、
用途:庭植え、鉢植え、
注記:有毒植物。
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