パフィオペディルム・ロスチャイディアナム
Paphiopedilum rothschildianum
- 花名パフィオペディルム・ロスチャイディアナム
- 学名Paphiopedilum rothschildianum
- 別名パフィオペディルム, ロスチャイディアナム, ラン, rothschildianum, パフィオペディラム
- 原産地ボルネオのキナバル山
- 開花場所温室
- 開花期4月, 5月
パフィオペディルム・ロスチャイディアナムとは
パフィオペディルム・ロスチャイディアナム(学名:Paphiopedilum rothschildianum)は、ボルネオのキナバル山の固有種で、ラン科パフィオペディルム属の非耐寒性常緑多年草です。1888年にボルネオ北部のキナバル山( Mt. Kinabalu)の近くで発見されました。パフィオペディルムは唇弁が袋状をした面白い形状をしています。花は茶色で、ラン科の中でも大きいです。虫媒花ですが、食虫花ではないので、袋は捕虫用ではありません。ラン科特有のバルブは無く、長い舌状の根生葉を6~8枚出して、その中央から花芽を伸ばします。春に開花し、1つの花茎に複数の花を咲かせます。多輪生蘭の原種で、代表品種であり、交配親として使われます。自家交配も多く、多数の優秀花が作出されています。属名は「Paphiopedilum」、種小名の「 rothschildianum」はラン栽培家で政治家のフェルディナント・フォン・ロートシルト男爵(Baron Ferdinand James de Rothschild)への献名です。
一般名:パフィオペディルム・ロスチャイディアナム、学名:Paphiopedilum rothschildianum、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科パフィオペディルム属パフィオペディルム・ロスチャイディアナム種、原産地:ボルネオ、バルブ:無し、葉形:長い舌状、葉色:緑色、葉数:6~8 枚、葉長:20~30 cm、葉序:互生、花序形:散形花序、花茎高:55 cm、花色:茶色、花数:2~6輪/茎、花径:15~30 ㎝、開花期:4月~5月(滅多に咲かない)。