キンセンカ
金色,一日花,花屋さんの花
- 花名キンセンカ
- 学名Calendula officinalis
- 別名金盞花, カレンデュラ, Calendula, Pot Marigold, トウキンセンカ, 唐金盞花, カレンデュラ・オフィキナリス
- 原産地カナリア諸島などの南ヨーロッパ
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期3月, 4月, 5月, 6月
- 花言葉「慈愛」、「静かな想い」
キンセンカとは
キンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)は、カナリア諸島などの南ヨーロッパ原産で、キク科キンセンカ属の一年草です。中国経由で江戸時代末期に日本に渡来しました。別名で、トウキンセンカ(唐金盞花)、カレンデュラ(Calendula)、ポット・マリーゴールド(Pot Marigold)とも呼ばれます。
草丈は30~90cmです。根生葉はヘラ型で、茎葉は長楕円形です。葉は緑色で、長さ10~15cmで、葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。3月~6月に、茎先から頭状花所を伸ばし、花径10cm程の橙色や黄色の一重、または八重の花を咲かせます。花は朝開花し夕方閉じる一日花です。花後に痩果が成ります。キク科の植物なので、茎葉に独特の臭気があり、この匂いは香油としてアロマオイルや石鹸、シャンプー等の香りづけに使われています。 ヨーロッパでは古くからハーブとして知られ、中国では薬草とされています。用途は、庭植えや、鉢植え、花壇、切り花、ハーブ、食用(エディブル・フラワー)、薬用です。
キンセンカの花名の由来
「キンセンカ(金盞花)」の中国名は「金盞花」といい、 「盞」は盃なので、「金盞」とは金色の杯を意味し花の色形により、和名はそれを日本語読みとしたものです。属名の「Calendula」は、ラテン語の「カレンダ(calendae )」という意味で、という意味です。種小名の 「officinalis」とは「薬用の」という意味で、キンセンカは全草が薬用となり、利尿、緩下剤、発汗、興奮剤、通経に効果があるとされます。
キンセンカと似た花
キンセンカは別名でポット・マリーゴールド(Pot Marigold)と呼ばれるくらいですから、キンセンカとマリーゴールドは色や形などが似ています。違いは、葉の形で、
キンセンカの葉は、細長いへら状で、マリーゴールドの葉は羽状複葉です。
キンセンカと冬知らず
一年草のものを金盞花(学名:Calendula officinalis)と呼び、宿根草のものをフユシラズ(冬知らず、学名:Calendula arvensis)と呼んでいます。冬知らず(C. arvensis)は、平安時代に渡来した小型で一重の花を咲かせます。別名で、ヒメキンセンカ(姫金盞花)や長春花とも呼ばれます。
キンセンカの花言葉
花言葉は「慈愛」、「静かな想い」、「慈愛」です。
キンセンカが出て来るカルチャー
山村美紗 「金盞花京絵皿殺人事件」-サスペンス小説、ゲーム
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フユシラズ(冬知らず、学名:Calendula arvensis)、
食用花、一日花、
【花日記】
南房総の花5 キンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)かぎけん花図鑑 花日記2024年3月28日(木)、
一般名:キンセンカ(金盞花)、学名:Calendula officinalis、分類名:植物界被子植物真性双子葉類キク目キク科キンセンカ属、別名:トウキンセンカ(唐金盞花)、カレンデュラ(Calendula)、ポット・マリーゴールド(Pot Marigold)、原産地:カナリア諸島などの南ヨーロッパ、生活型:一年草、草丈:30~90cm、葉形:匙形~楕円形、葉長:10~15cm、葉序:互生、葉縁:鋸歯、花冠:頭状、花序:単頂花序、花径:10cm、花色:橙・黄、開花期:3月~6月、花の咲き方:一重、八重、果実:痩果、用途:庭植え、鉢植え、花壇、切り花、ハーブ、食用(エディブル・フラワー)、薬用。