アワ

Setaria italica

  • アワ
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  • アワ
  • 花名
    アワ
  • 学名
    Setaria italica
  • 別名うるち粟, Bengal grass, Oxtail millet, 粟, Foxtail millet
  • 原産地東アジア
  • 開花場所
  • 開花期7月, 8月, 9月

アワとは

アワ(粟、学名:Setaria italica)は、東アジア原産でイネ科エノコログサ属の多年草です。うるち粟のことで、雑穀類として果実が利用されます。エノコログサ(犬ころ草、又名:ネコジャラシ、学名:Setaria viridus)が原種とされます。縄文時代から食用とされましたが、米が主食とされる現在では単独では食べず、米や麦、粟、豆、黍を混ぜて五穀米等として健康食とされます。栄養価は、糖質、蛋白質、ビタミンB群、鉄分、ミネラル、植物繊維が豊富です。 万葉集で詠われています。


万葉集とアワ


万葉集 第14巻 3364番歌


作者:不詳


原文


安思我良能 波I祢乃夜麻尓 安波麻吉弖 實登波奈礼留乎 阿波奈久毛安夜思



安思我良(足柄)能(の) 波I祢(箱根)乃(の)夜麻(山)尓(に) 安波(粟)麻吉(蒔き)弖(て) 實(実)登(と)波奈礼留(離れる)乎(を) 阿波(粟、逢わ)奈久毛(無くも)安夜思(あやし)

足柄の 箱根の山に 粟蒔きて 実と離れるを 粟(逢うと掛ける)無くもあやし


意味


足柄の 箱根の山に 粟(あわ)を蒔いて 実が成ったのに 粟ない(逢わない)なんて変ですね。

一般名:アワ(粟)、学名:Setaria italica、分類名:植物界被子植物単子類イネ目イネ科エノコログサ属アワ種、別名:Foxtail millet、Bengal grass、原産地:東アジア、環境:畑、草丈:100〜200cm、葉形:披針形、葉序:互生、開花期:7月~9月、花序長:15~20cm、花序形:円柱形、花穂色:緑→黄色、播種:5月~6月、収穫時期:9月下旬~10月、出回時期:5月〜9月果実型:頴果、果実色:黄褐色、用途:雑穀、利用部位:果実。


  • イネ
  • イネ
  • エノコログサ
  • アワ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    穂状花序
  • 花冠
  • 葉形
    披針形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型多年草
  • 花の色緑 黄
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 200.0 cm
  • 花径15.0 ~ 20.0 cm

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