ゲンカイツツジ
ツツジ属シリーズ8.玄海躑躅
- 花名ゲンカイツツジ
- 学名Rhododendron mucronulatum var. ciliatum
- 別名トキワツツジ, Rhododendron mucronulatum var. ciliatum, ツキワゲンカイ, 玄海躑躅
- 原産地韓国、中国、日本、蒙古
- 開花場所公園, 特定の地域
- 開花期3月, 4月
ゲンカイツツジとは
ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum)は、韓国、中国、蒙古、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。日本では玄界灘を中心とする地域の崖や礫地に自生しており、和名の由来となっています。別名でトキワツツジ(常盤躑躅)や,ツキワゲンカイ(月輪玄海)とも呼ばれます。カラムラサキツツジ(唐紫躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. mucronulatum)の変種ですが、特に区別しないこともあります。樹高は2〜4mで枝は細い。葉は楕円形で両面に荒毛が生えており、互生して枝先に束生します。葉は、秋に緑色から赤く変色します。ツツジの中では開花が早い方です。3月中旬〜4月中旬に葉の展開前に花を咲かせます。花冠は花径5cm程で漏斗状をしており先端が5深裂します。花弁は丸い。花色は桃色か白です。花芽は枝先端に1〜数個まとまって付き、1つの花芽から1つの花を咲かせます。用途は庭木、公園樹、切り枝にされます。園芸品種に八重咲きの「光源氏」があります。
一般名:ゲンカイツツジ(玄海躑躅)、学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum、APG植物分類体系:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツツジ科ツツジ属ゲンカイツツジ種、別名:トキワツツジ,ツキワゲンカイ、棲息分布:玄界灘を中心とする地域、生活環境:礫地や岩場、生活型:落葉広葉低木、樹高:200〜400cm、茎:細い、葉形:楕円形、葉身:3〜6cm、葉色:緑→紅葉(秋)、葉序:互生し枝先に束生する、花冠:漏斗形で先端が5深裂、花弁:丸みがある、花径:5cm、花色:桃色・白、開花期:3月中旬〜4月中旬、雄蕊数:10本、花糸:有毛、雌蕊数:1、特徴:葉の展開より先に花が咲く。用途:公園、花木。