アケビAkebia quinata ポスト 万葉集でよまれた草木花名アケビ学名Akebia quinata別名Chocolate vine, Five-leaf Akebia, 木通, 五葉木通, akebi原産地日本、韓国、中国開花場所野原・畦道開花期4月, 5月 アケビとはアケビ(木通、学名:Akebia quinata)は、日本、韓国、中国原産で、アケビ科アケビ属の蔓性落葉低木です。 雌雄同株で雌雄異花です。春に総状花序を伸ばし、先端に雄花、基部に雌花を咲かせます。花弁は無く、3枚の花弁のように見えるのは萼片です。雌花には大きい(萼径:2.5~3cm)紫褐色の3枚の萼片と、中央に放射状の雌蕊が6~9本があります。雄花は薄黄で萼径1~1.5cmと小さく、中央に紅紫色の雄蕊を6本を出します。 秋に紫色で長楕円形の果実が成ります。果実は生食でき、蔓は工芸品の材料になります。 また、蔓や、葉、根、果実に利尿作用や抗炎症作用などの薬効があるとされます。万葉集で「さのかた」と言う名で詠まれています。 万葉集 第10巻1928番歌 作者:作者不詳、題詞:(問答)春相聞 原文 狭野方波 實尓雖不成 花耳 開而所見社 戀之名草尓 よみ 狭野方(さのかた=あけび)波(は) 實(実)尓(に)雖(たとえ...でも)不成(ならず) 花(はな)耳(のみに) 開(咲き)而(て)所見社(見えこそ) 戀(恋)之(の)名草(慰さ)尓(に) さのかたは 実に成らずとも 花のみに 咲きて見えこそ 恋の慰(なぐさ)に 意味 さのかた(=あけび)は 実に成らなくても 花だけでも 咲いて見えてこそ 恋の慰めになるでしょう 一般名:アケビ(木通) 、学名:Akebia quinata、別名:Chocolate vine、Five-leaf Akebia 、five-leaf chocolate vine、五葉木通(中国語)、akebi、分類名:植物界被子植物真正双子葉植物綱キンポウゲ目アケビ科アケビ属アケビ種 、生活型:蔓性落葉低木、雌雄同株、雌雄異花、葉形:掌状複葉、小葉形:楕円形、葉序:互生、蔓長:4~10m、花弁:無、雌花:暗紫色の萼片3枚と、中央に放射状に配列した濃柴色の雌蕊6~9本、雄花:薄黄色の萼片と、中央に紫色の房状雄蕊6本、開花期:4月~5月、花色(萼片色):雌花は紫色・雄花は薄黄、結実期:9月~10月、果実型:袋果、果実長:10cm、果皮色:紫、果肉色:半透明の白色、種子色:黒。目キンポウゲ科アケビ属アケビ種アケビ花のタイプ花序総状花序花冠花びら無し葉形掌状複葉葉縁全縁生活型蔓性落葉低木花の色紫葉の色緑実の色紫高さ400.0 ~ 1000.0 cm花径1.0 ~ 3.0 cm ランダムな花イワザクラ椿 '花車'カンパニュラ・ポシャルスキャナ比翼檜葉キンロバイヒメヒオウギズイセン