ミミガタテンナンショウ
Arisaema limbatum var. ionostemma
毒草,有毒植物,ダムツーリング夏2022年7月23日
- 花名ミミガタテンナンショウ
- 学名Arisaema limbatum var. ionostemma
- 別名耳型天南星
- 原産地 日本固有種
- 開花場所野原・畦道, 低山
- 開花期5月, 6月
ミミガタテンナンショウとは
ミミガタテンナンショウ(耳型天南星、学名:Arisaema limbatum var. ionostemma)は、日本固有種でマムシグサ(蝮草、学名:Arisaema serratum)に似たサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。本州~四国、九州の野山の山林に自生します。性転換する植物で、成長すると雄株から雌株になる「雌雄偽異株」です。草丈は40~80cmで、球根から2本の鳥趾状複葉を出します。複葉の小葉は楕円形で、7~11枚から成ります。5~6月に葉が開く前に、茎先から肉垂花序を伸ばし、周りを仏炎苞が覆います。仏炎苞は暗柴色か緑色(稀)で、白い縦線が目立ちます。仏炎苞の開口部の下端には、耳たぶのようなせり出しがあり、花名の由来になっています。花後に緑色の果実が成り、その後赤熟します。全草が毒草です。
一般名:ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)、学名:Arisaema limbatum var. ionostemma、分類名:植物界被子植物単子葉類オモダカ目サトイモ科テンナンショウ属 、原産地:日本固有種、分布:州~四国、九州、環境:野山の林、草丈:40~80cm、球根有、葉形:鳥趾状、小葉長:17cm、小葉数:7~11枚、葉縁:全縁~微鋸歯、花序形:肉垂花序、仏炎苞色:緑地か暗柴色で縦に白線、開花期:5~6月、果実型:液果、球茎:漢方薬「天南星」、備考:全草有毒。