シオン

Aster tataricus

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  • 花名
    シオン
  • 学名
    Aster tataricus
  • 別名shion, Tatarian aster, 十五夜草, 思い草
  • 原産地中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシア
  • 開花場所野原・畦道, 庭, 鉢花
  • 開花期7月, 8月, 9月
  • 花言葉「君を忘れない」、「遠くの人を思う」

シオンとは

9月28日, 10月16日の誕生花

シオン(紫苑、学名:Aster tataricus)とは、中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシア原産で、キク科シオン属の多年草です。
別名で、ジュウゴヤソウ(十五夜草)や、オモイグサ(思い草)、英名では Tatarian aster と呼ばれます。
日本では九州の阿蘇山に自生します。草丈は100m以上になり、上部で枝分かれします。
根生葉はヘラ状長楕円形をしており、茎葉は卵形~長楕円形で互生します。
8月~10月に、花茎から散房花序を伸ばし、頭花を多数付けます。
各頭花は3cm程で中央に黄色い管状花、周辺に薄紫色の花弁を一列に付けます。
10月~11月に根や根茎を掘り出して乾燥したものは生薬の「 紫菀(シオン)」で、鎮咳去痰効果があるとされます。


今昔物語の紫苑と萱草


平安時代に作られた「今昔物語」に、カンゾウとシオンが秘める不思議な力の説話があります。
兄弟が父の墓参りをした際に、兄はカンゾウ(萱草=忘れ草)を植え、弟はシオンを植えました。
萱草には悲しみを忘れさせる力があり、シオンには思いを忘れさせない力がある、とされます。だから、
嬉しいことがある人はシオンを植えて、憂いのある人は萱草を植えて、常に見るべきだと、締めくくられています。

シオンカンゾウ
左:シオン、右:カンゾウ(藪萓草 、学名:Hemerocallis fulva 'kwanso')
紫苑には思いを忘れない力が、萱草には悲しみを忘れさせる力がある、とされる。


花名の由来


中国名の「紫菀」をそのまま日本名とした。属名の「Aster」とはラテン語で「星」と言う意味で、花の形に拠ります。
種小名の「tataricus」とは、ラテン語で「中央アジアの」と言う意味です。


花言葉


「君を忘れない」「遠くの人を思う」

一般名:シオン(紫苑)、
学名:Aster tataricus、
別名:ジュウゴヤソウ(十五夜草)、オモイグサ(思い草)、オニノシコグサ(鬼の醜草)
英名:shion、Tatarian aster、
原産地:中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシア、
分類名:植物界被子植物門双子葉類キク目キク科シオン属シオン種、
草丈:100~180 m、
根生葉形:ヘラ状長楕円形、茎葉形:卵形~長楕円形、葉幅:5~10 cm、葉序:互生、放射相称花、茎長さ:20~35 cm、
開花期:8月~10月、花序形:散房花序、花冠:頭花、花序径:3~3.5 cm、舌状花の花色:薄靑紫色、筒状花:黄、
果実期:9月~10月、用途:観賞用、漢方薬、調理素材。

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#シオン #紫苑 #萱草 #今昔物語


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  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    単頂花序
  • 花冠
    頭花
  • 葉形
    長楕円形
  • 葉縁
    全縁
  • 生活型多年草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ100.0 ~ 180.0 cm
  • 花径3.0 ~ 3.5 cm

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