山茶花 '揚羽の蝶'
山茶花 '揚羽の蝶',サザンカ カサザンカ群
- 花名山茶花 '揚羽の蝶'
- 学名Camellia sasanqua 'Ageha-no-cho'
- 別名Camellia sasanqua, sasanqua, サザンカ群, 揚羽の蝶, サザンカ品種群, アゲハノチョウ, あげはのちょう, Ageha-no-cho
- 原産地日本の園芸品種
- 開花場所庭, 公園, 盆栽, 鉢花
- 開花期11月, 12月
山茶花 '揚羽の蝶'とは
蝶と花のコラボレーション 山茶花 '揚羽の蝶'
山茶花 '揚羽の蝶'(サザンカ 'アゲハノチョウ'、学名:Camellia sasanqua 'Ageha-no-cho')とは、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ(学名:Camellia sasanqua)」の園芸品種「サザンカ品種群」の一品種です。
’第1群サザンカ品種’のサザンカで、原種のサザンカに近い品種群の一つです。木は立性で強く、花は大輪で花弁の多い一重、白地に紅のぼかしが入ります。
左:山茶花 '揚羽の蝶'(学名:Camellia sasanqua 'Ageha-no-cho')、右:ナミアゲハ(並揚羽、学名:Papilio xuthus)
山茶花 '揚羽の蝶"の白地に絞りのある花が沢山咲いている姿が、白地に絞りのある"並揚羽"が群れて飛んでいるように見えるからでしょうか。
サザンカの種類は、サザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群の主要3群と、その他ータゴトノツキ群とヒメサザンカ群に分けられます。詳細はかぎけんweb サザンカ種をご覧ください。
【サザンカ花の大きさ】小輪:~5cm、中輪:6.5cm、大輪:8cm~
一般名:山茶花 サザンカ品種群 '揚羽の蝶'(サザンカ ’アゲハノチョウ’)、
学名:Camellia sasanqua 'Ageha-no-cho')、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツバキ科ツバキ属サザンカ種、
生活型:常緑広葉中低木、樹木:立性で強い、樹高:2~8m、
葉形:やや小形の長楕円形、
開花期:11月~12月、花の咲き方:一重咲き、花色:白地に紅ぼかし、花径:10cm、
用途:庭木や鉢植え、盆栽、生垣、原産地:埼玉、生産地:新潟。
●第1群-サザンカ品種群
原種のサザンカに近い品種群。花は一重または八重咲き、開花は10月~12月。
「揚羽の蝶(あげはのちょう、アゲハノチョウ)」、 「稲妻(いなずま、イナズマ)」「磯千鳥(いそちどり、イソ千鳥)」「 慶雲(けいうん、ケイウン)」「花自慢(はなじまん、ハナジマン)」「三頭咲き」、都姿、桜月夜(さくらづくよ、C.sasanqua Sakura-zukuyo)、七福神(しちふくじん、C.sasanqua 'Shichifukujin')、‘丁字車’(ちょうじぐるま,C.sasanqua ‘Choujiguruma’)、 肥後山茶花ー白楽天(肥後サザンカ)、敷島(肥後サザンカ)、銀月(ぎんげつ)、色も香も(いろもかも)、緋の司(ひのつかさ)、残雪(江戸)、しらこばと、シャイニングスター、ベティパトリシア、宵待、昼夜錦、福笑、桃園錦、桜司、皆川昭和錦、春雨錦、ノダミウシロ、紅牡丹(肥後)、桃園、優美、西海、黄葉サザンカ、花かづら、長尾紅牡丹、三国紅など。
●第2群ー カンツバキ品種群(63/64) (江戸サザンカ・肥後サザンカ・カンツバキ群)
サザンカとツバキの交雑種「カンツバキ」を中心に作出された品種群。花は八重/獅子咲き、開花は11月~3月。
獅子頭(ししがしら、C.sasanqua‘Shishigashira’)、富士の峰(ふじのみね、C. sasanqua ‘Fuji-no-mine’)、朝倉(あさくら、Camellia × hiemalis ‘Asakura’)、乙女サザンカ、姫白菊、富士の峰、「曵馬乙女」「群小蝶」「重ね扇」「秋の粧」、皇玉、絞昭和の栄、東錦、エルフィン・ローズ、静海波、シルバー・ダウ、ビートライス・エミリー、秋月、久留米緋の司、など。
●第3群ーハルサザンカ品種群
サザンカとツバキ(主に、藪ツバキ)の自然交配品種。性質は椿に近い。一重/八重/千重咲きとバラエティに富む。開花は12〜4月ともっとも遅い。
宝塚、東牡丹、六歌仙、蜀紅錦、銀竜、古金欄、鎌倉絞(かまくらしぼり、Camellia × vernalis ‘Kamakura-shibori’)、笑顔(えがお、Camellia × vernalis ‘Egao’)、梅の風、朧月夜、など。
参考文献 日本ツバキ・サザンカ名鑑
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