キンキマメザクラ
- 花名キンキマメザクラ
- 学名Cerasus incisa var. kinkiensis
- 別名近畿豆桜
- 原産地交雑種
- 開花場所庭, 鉢花
- 開花期3月
- 花言葉「優れた美人」「淡泊」「純潔」
キンキマメザクラとは
キンキマメザクラ(近畿豆桜、学名:Cerasus incisa var. kinkiensis)は、「マメザクラ(豆桜、学名:Cerasus incisa)」の変種で、伊豆修善寺(日本)原産とされるバラ科サクラ属の落葉低木です。キンキマメザクラは樹高が4m程で大きくならず、花や葉が小さいマメザクラの仲間で個体差が大きい性質も併せ持ちます。
マメザクラ3種
マメザクラは、分布する地方により、以下の3種(species)に分類されます。
・「ブコウマメザクラ(武甲豆桜)」ー北関東に分布、
・「マメザクラ」ー南関東地方~中部地方に分布、
・「キンキマメザクラ」ー北陸~近畿地方に分布する
キンキマメザクラは、中部地方(富山・石川・福井・長野・岐阜)及び、近畿地方、中国地方に分布し、主に日本海側の山地の尾根や急傾斜地に多く、地域による花径や花色の変異が大きい。北陸地方のものは花が白色で大輪、京都や長野県南部のものは花が淡紅色で小輪のものが多い。萼筒が赤く細長いのが特徴。樹高は4m程と低く、樹形は広卵形、葉の展葉は開花後で花の邪魔をしない。開花は3月中旬からで、花弁は白または紅紫色~桃色、鐘形、一重の小輪花を下向きに咲かせます。用途は庭植えや鉢植え。ここで撮影した写真は、京都府立植物園内のものなので、花は淡紅色で小輪でした。
コシノヒガンザクラの片親
本種キンキマメザクラ(近畿豆桜、学名:Prunus incisa var. kinkiensis)と、エドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)の種間雑種で、コシノヒガンザクラ(越の彼岸桜、学名:Cerasusu x subhirtella 'Koshiensis')が育種されています。
■花言葉
「優れた美人」「淡泊」「純潔」
■桜一覧
サクラ(さくら・桜・Cherry blossom)の種類一覧
一般名:キンキマメザクラ(近畿豆桜)、学名:Cerasus incisa var. kinkiensis または Prunus incisa var. kinkiensis、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科サクラ属シキンキマメザクラ種、原産地:伊豆修善寺(日本)、樹高:4m、葉序:互生、葉身長:3~5cm、開花期:3月中・下旬、花色:白、紅紫色~桃色、花の咲き方:一重、花の大きさ:小輪~中輪、花径:cm、萼筒:鐘形、用途:庭植え、鉢植え。
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