ミヤマザクラCerasus maximowiczii ポスト 花名ミヤマザクラ学名Cerasus maximowiczii別名原産地日本開花場所亜高山, 公園開花期5月, 6月 ミヤマザクラとは特徴:深山桜は北海道~九州までと生息分布が広く、白花を平開して咲かせる桜の原種です。開花は5月と遅く総状花序に咲かせる花は小さく花弁先端に切れ込みはない。 ミヤマザクラ(深山桜、学名: Cerasus maximowiczii)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、バラ科サクラ属の落葉広葉高木です。日本では北海道、本州、四国、九州の亜高山の林縁に分布します。5月~6月に葉が完全に開いてから、側枝から総状花序を伸ばし小さな白花を4-8個咲かせます。 万葉集と山桜(深山桜) 富山県高岡在住の大伴家持さんが、先に、大伴池主さんへ歌を贈りました。これは、その返歌として、池主さんが家持さんに贈った歌です。当時、家持さんは病気でしたので慰撫する手紙が歌の前にありますが長いので割愛します。 万葉集 第17巻 3967番歌 作者:大伴宿祢池主(おおとものすくねいけぬし) 天平19年沽洗(やよひ)3月2日、 登場する草木:山桜(ここでは、深山桜とします) 原文 夜麻我比邇 佐家流佐久良乎 多太比等米 伎美尓弥西氐婆 奈尓乎可於母波牟 読み 夜麻我比(山峽)邇(に) 佐家流(咲ける)佐久良(桜)乎(を) 多太(ただ)比等米(一目) 伎美(君)尓(に)弥西氐婆(見せてば) 奈尓乎可(何おか)於母波牟(思はむ) ↓ 山峽(やまがひ)に 咲ける桜を ただ一目 君に見せてば 何をか思はむ 意味 山間(やまあい)に 咲く桜を 一目でも あなたにお見せできたら 何を思い悩んだりしましょうか。 一般名:ミヤマザクラ(深山桜、学名: Cerasus maximowiczii、別名:miyama cherry、シロザクラ(白桜)、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科サクラ属ミヤマザクラ種、原産地:日本、樹形:直立、樹高:5~20 m、樹皮:紫褐色に横筋、葉柄:褐色の毛あり、葉形:長楕円形、葉身長:4-7cm、葉幅:3-4.5cm、葉縁:2重鋸歯、葉序:互生、開花期:5-6月、花序形:総状花序、花序長:4-8cm、花径:1~2 cm、花色:白、花弁数:5、花の付き方:一重咲き、雌蕊数:35本、果実:0.5-0.9cmの球形の核果、果実色:紅紫色(6月)→濃紫色(7-8月)、用途:盆栽、公園、コンテナ、木材は彫刻材や家具に、葉と果実は緑色の染料に。 目バラ科バラ属サクラ種ミヤマザクラ花のタイプ放射相称花花序総状花序花冠5弁形葉形卵形葉縁重鋸歯状生活型落葉広葉高木花の色白葉の色緑実の色黒高さ300.0 ~ 2000.0 cm花径1.0 ~ 2.0 cm ランダムな花ウツボグサシロアミメグサシトロンナリヒラダケサクラジマダイコンシマオオタニワタリ