ディレニア・スッフルティコサ｜ブルネイ・ダルサラーム国の国花

Dillenia suffruticosa

国花：ブルネイ・ダルサラーム国

花名
ディレニア・スッフルティコサ｜ブルネイ・ダルサラーム国の国花
学名
Dillenia suffruticosa
別名カンボクビワモドキ, ディレニア・スッフルティコサ, Dillenia suffruticosa
原産地シンガポール
開花場所植物園, 亜熱帯地域, 特定の地域
開花期4月, 5月

ディレニア・スッフルティコサ｜ブルネイ・ダルサラーム国の国花とは

ディレニア・スッフルティコサ（学名：Dillenia suffruticosa）は、シンガポール原産で、ビワモドキ科ビワモドキ属の常緑灌木です。ブルネイ・ダルサラーム国の国花です。カンボクビワモドキ（灌木枇杷擬き）や、Simpoh air（現地名）とも呼ばれます。
樹高は3～7mです。葉は緑色で直径30cmの楕円形で、葉縁に鋸歯があります。花は黄色で直径7～10cmで花弁数は5枚、萼片数も5枚あります。
虫媒花でオオバチ (Xylocopa sp.)が受粉を助け、ヒヨドリ等の鳥の営巣場所となり種を拡散してもらいます。
花後に球形の果実が成り熟すと裂けて星形になり、中に肉厚の赤い仮脾腫で覆われた直径0.3～0.4cmの種子が最大4個できます。
花と葉を観賞する植物ですが、現地では若い新芽と葉、果実を食用とし、大きな葉で食品を包みます。
属名は、ドイツ人植物学者 J. J. Dilleniusへの献名です。

ビワモドキ属の花

ビワモドキ（枇杷擬き、学名：Dillenia philippinensis）、
カンボクビワモドキ（灌木枇杷擬き、学名：dillenia suffruticosa）

ディレニア・スッフルティコサ＝カンボクビワモドキの情報

一般名：ディレニア・スッフルティコサ、学名：Dillenia suffruticosa、又名：カンボクビワモドキ（灌木枇杷擬き）、Simpoh air（現地名）、原産地：シンガポール、分類名：植物界被子植物真正双子葉植物綱ビワモドキ目ビワモドキ科ビワモドキ属、生活型：常緑灌木、樹高：3～7m、葉質：皮質、葉色：緑、葉形：楕円形、葉長：30cm、葉縁：鋸歯有、葉序：互生、花序形：総状花序、花径：7～10cm、花弁数：5枚、萼片数：5枚、花色：黄、花序形：クラスター、開花期：月、果実形：球形、果実色：白・赤・ピンク、種子径：0.3～0.4 cm、果実の可食：可、用途：花と葉は観賞用。