ナギナタコウジュ

Elsholtzia ciliata

花名
ナギナタコウジュ
学名
Elsholtzia ciliata
別名香薷, 薙刀香薷, Vietnamese Lemon Mint
原産地日本を含むアジアの温帯地域
開花場所野原・畦道, 低山
開花期5月, 6月, 7月

ナギナタコウジュとは

ナギナタコウジュ（薙刀香薷、学名：Elsholtzia ciliata）は、日本を含むアジアの温帯地域原産でシソ科ナギナタコウジュ属の一年草です。日本では北海道〜九州の山地や道端に自生します。草丈は30〜60cmで良く分枝し、茎は四角形断面で軟毛があるます。葉は長さ3-9cm、幅は1-4cmの卵形をしており鋭頭で、葉縁に粗い鋸歯があり対生に付きます。
9－10月に枝先や葉腋から4cm程の花穂を伸ばし、唇形で先端が細裂する0.5cmほどの淡紅紫色の花を一方向だけに付けます。花は下から上に咲きあがります。雄蕊数は4本あります。全草に強い臭気があります。

花名の由来
花穂がナギナタのような形をしており、香りが中国の香薷（こうじゅ）という薬草に似ていることに拠ります。

一般名：ナギナタコウジュ（薙刀香薷）、学名：Elsholtzia ciliata、又名：Vietnamese Lemon Balm、Vietnamese Lemon Mint（英名）、香薷（中文）、分類名：植物界被子植物門双子葉植物類シソ目シソ科ナギナタコウジュ属ナギナタコウジュ種、生活型：一年草、生息分布：北海道〜九州、生活環境：山地や道端、草丈：30〜60cmで良く分枝、茎：四角形断面で軟毛有、葉長さ：3-9cm、葉幅：1-4cm、葉形：卵形で鋭頭、葉縁：粗い鋸歯、葉序：対生、開花期9－10月、花の出る場所：枝先や葉腋、花穂長：4cm、花色：淡紅紫色、花冠長：0.5cm、花冠形：唇形で先端細裂、雄蕊数：4本、果実長：0.15cm、注記：全草に強い臭気あり。