マオウEphedra sinica ポスト らんまん植物花名マオウ学名Ephedra sinica別名麻黄, エフェドラ, Ephedra, シナマオウ, Chinese ephedra原産地中国、中央アジア、インド開花場所海外, 特定の地域開花期5月 マオウとはマオウ(麻黄、学名:Ephedra sinica)は中国、中央アジア、インド原産で、裸子植物のマオウ科マオウ属の常緑小低木です。別名で、シナマオウ、草麻黄、Chinese ephedra 、エフェドラ(Ephedra)とも呼ばれます。乾燥地帯に分布します。 股が二つに分かれたフタマタマオウ(二又麻黄、学名:Ephedra distachya L.)もあります。生えている姿が、トクサ科トクサ属の「トクサ(木賊、研草)」と似ていますが、マオウは木で、トクサは草です。葉は退化して小鱗片になっています。焼酎で有名な「魔王」は残念ながら別物です(*^_^*)。 草のように見えるけど木で葉は退化 草のように見えますが木です。樹高は20〜40cmです。葉は緑色の単葉で退化して小鱗片となったものが茎の節に2~3枚対生に付けます。 マオウの花と実 株は雌雄異株です。5月~6月に、雄花は葉腋または茎頂から散房花序を伸ばし、花糸合着した松毬状の黄色い胞子葉穂(花)を付けます。雄蕊は7-8個あります。 雌花は単生で球状の緑色の花を付けます。花後の8月~9月に、肥厚化した苞は赤い果実(偽果)となり黒い種子を包み込んでいます。 漢方薬「マオウ」 日本薬局方では、シナマオウ=マオウ(志那麻黄、Ephedra sinica) 、チュウマオウ(中麻黄、E.intermedia )、キダチマオウ(木立麻黄、E.equisetina) の3種を基原植物薬草としています。全草が鎮咳、発汗、解熱に効果があるとされますが、特に緑色の地上茎は干して生薬のマオウ(麻黄)となります。地上茎にはアルカロイドのエフェドリンが含まれ、風邪などの鎮咳、去痰、抗炎症、発汗、解熱などに効果があります。漢方薬の「葛根湯」や、「小青竜湯」に配合されます。マオウは古いものほど価値があるとされます。 一般名:麻黄、学名:Ephedra distachya L., 別名:シナマオウ、Chinese ephedra 、草麻黄、エフェドラ(Ephedra)、分類名:植物界裸子植物門グネツム綱グネツム目マオウ科マオウ属、原産地:中国、生育地:砂漠、生活型:常緑低木、茎:節で多数分岐、樹高:20〜40cm、 単葉、葉色:緑、葉:退化して鱗片状、葉序:対生、 雌雄異株、開花期:5月-6月、花序形:散房花序、花糸合着、胞子葉穂(花):松毬状、雄花:2-4裂、雄花色:黄色、雄蕊数:7-8、雌花:単生、雌花形:球状、雌花色:緑、果実色:赤、種子成熟:8月~9月、種子色:黒。目グネツム科マオウ属マオウ種マオウ花のタイプ花序散房花序花冠葉形その他葉縁生活型常緑小低木(草ではない)花の色黄葉の色緑実の色赤高さ20.0 ~ 40.0 cm花径 ~ cm ランダムな花カンザキジャノメギクコウホネハナモモ・テルテシロディクソニア・アンタルクティカ梅 故郷錦ティフォノドルム・リンドレイアヌム