ハルノナナクサ

Haruno nanakusa

  • ハルノナナクサ
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  • 花名
    ハルノナナクサ
  • 学名
    Haruno nanakusa
  • 別名春の七草, Spring seven herbs
  • 原産地日本
  • 開花場所田んぼ
  • 開花期7月, 8月
  • 花言葉清廉潔白

ハルノナナクサとは

ハルノナナクサ(春の七草、Haruno Nanakusa)とは、春を代表する七種類の草花のことを言います。毎年1月7日(松の内)に、これらを白米と焚き合わせて「春の七草粥」を食べると、その一年を健康に過ごせるという無病息災の願いが込められています。


春の七草とは


春の七草には、ゴギョウ(ハハコグサのこと)、 スズシロ(ダイコンのこと)、スズナ(カブのこと)、セリ(芹)、ハコベラ(ハコベのこと)、ナズナ(ペンペン草)、 ホトケノザ(現在のタビラコ(田平子)があります。


【特集 春の七草】
分類名:植物界被子植物真正双子葉類
 ハハコグサ ー キク目キク科ハハコグサ属の多年草
 ダイコン ー フウチョウソウ目アブラナ科ダイコン属
 カブ ― フウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属ラパ種カブ変種
 セリ ー セリ目セリ科セリ属
 ハコベ ー ナデシコ目ナデシコ科ハコベ属
 ナズナ ー フウチョウソウ目アブラナ科ナズナ属
 タビラコ ー キク目キク科ヤブタビラコ属


万葉時代は


しかし、この風習は平安時代以降で、万葉時代には「春の七草」の習慣はなく、食べられていたのは、セリ(芹)、リだけでした。


■万葉集とセリ1


万葉集でセリは、贈歌とその返歌の2歌で詠われています。これは贈歌です。


セリ1 万葉集 第20巻 4455番歌


作者:橘諸兄(葛城王、かずらきのおおきみ)
登場する植物:セリ


セリ1 原文


安可祢左須 比流波多々婢弖 奴婆多麻乃 欲流乃伊刀末仁 都賣流芹子許礼


読1


安可祢(あかね、茜)左須(さす、射す) 比流(昼)波(は)多々婢(田賜び)弖(て) 奴婆多麻(ぬばたま)乃(の) 欲流(夜)乃(の)伊刀末(いとま)仁(に) 都賣流(摘める)芹(芹)子許礼(これ)

茜(あかね)指す(さす) 昼(ひる)は(田賜び=班田使として田を配分する仕事)(たたび)て 射干玉(ぬばたま)の 夜(よる)の


セリ1 意味


昼は班田使として田を配分する仕事をし 夜に時間を見つけて 摘んだつんだのだよ、この芹子(せり)は。


  • セリ
  • セリ
  • セリ
  • セリ
  • 花のタイプ
    放射相称花
  • 花序
    散形花序/傘形
  • 花冠
    5弁形
  • 葉形
    2回羽状複葉
  • 葉縁
    欠刻状
  • 生活型多年草
  • 花の色
  • 葉の色
  • 実の色
  • 高さ30.0 ~ 60.0 cm
  • 花径0.2 ~ 0.2 cm

ランダムな花